いま過去いち読書がはかどっているわたくしでございます。

本棚にだいぶ長いこと"積ん読"で寝かせていた「キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)J.D.サリンジャー 村上春樹 訳」を読んでいます。
だけど、こんなにふざけた笑える本だとは思ってもいなかった…。
16歳の主人公ホールデンがデート中の女の子に話しはじめます。
「僕は学校がとことん嫌いだ」「でも学校だけじゃないんだ。すべてについてそうなんだ」と言った上で続けます。
「たとえば自動車のことだよ」
「たいていの人は車に夢中になっている。ちょっとでもキズがつきやしないかってひやひやしている。話題ときたら、ガロンあたり何マイル走るかっていうようなことばかりだ。ついこのあいだ新車を買ったばかりだっていうのに、それを下取りに出してもっと新しい車を買うことを考えはじめている。僕はべつに古い車が好きだって言ってるわけじゃないんだよ。古かろうが新しかろうが、そんなものにはぜんぜん興味が持てない。持つんなら、馬の方がまだましだよ。やれやれ、馬だったらまだ人間ぽいって感じがするんだけどね、少なくとも馬は…」
「なにを話しているのか、よくわかんない」
と女の子。
笑…
確かに、自分の悩みや考えていることって、だいたい相手に理解されないものですよね。
馬の方がまし…か。バイクはどうでしょう、ホールデンさん。人間に近い乗り物だから、オッケーかな。
お固い表現で言うと、これは物質主義批判みたいな感じでしょうか。1951年にアメリカで発表された長編小説です。
僕は海外の本は苦手なのですが村上春樹さん訳だから良かったのかも。
いま半分と少しまで読みましたが…知らなかったなあ。知らないことに恥ずかしいを通り越して、怖いなって思いました。
で、同時進行で三島由紀夫を読みはじめました…






