それでは前回からの続きとなります。
5月24日
さわやかな朝だな!
今日はちょっと移動するのに時間がかかりそうだが、予定どおり秋田県仙北市にある「角館」に行きますよー。
角館は「みちのくの小京都」と呼ばれる雅な町として知られており、どんなところか楽しみなんですけど。
しっかし、天気調べたらなんと現地の天気予報では雨となっている。
ちょっとやべーかな・・・!
・・・ま、傘も持ってきてるし、行くしかないっしょ。
それでは、しゅっぱーつ
ちゅうことで、約3時間半 車を走らせて
・・・到着!
桜並木駐車場に停めて、さっそく散策しますよ。
まずは、「角館武家屋敷通り」を歩いてみますか。
<角館武家屋敷通り>
元和元年(1620)角館地方を領していた芦名義勝によって造られました。
その後は佐竹北家に受け継がれ、町割り400年を迎えます。
武家屋敷が立ち並ぶ通りは、「内町(うちまち)」と呼ばれ、現在も江戸時代末期時の屋敷割や、母屋・門・蔵の屋敷構え、枡形など武家町の特性をよく残しています。国の重要伝統的建造物保存地区に指定された、佐竹北家の藩政時代を今に伝える武家屋敷や町並みを散策することができる。
・・・なぜか歩き始めたころからちょうど雨がぽつぽつ降りだしてきたぞ!
さっそく傘をさしながら歩くことになったが、ま、これはこれで風情があって良いかもしれんな。
・・・ちゅーことは、やっぱ俺は晴男じゃなかったな・・・。
では気を取り直して、静かな町を散策しましょうかね。
まず目についたのは・・・、
ここは「角館樺細工伝承館」ちゅうところらしい。
時間の関係で建物内には入らなかったけど、敷地内をチラッと見てみるとこんな感じだ。
<角館樺細工伝承館>
樺細工は山桜の樹皮を細工して茶筒や硯箱などを作るもの。日本で唯一の技術を伝える伝統工芸品です。館内には樺細工や、佐竹北家にまつわる資料が展示され、製作の実演も行われているそうだ。
天気が良ければ差し込む日差しがまた違った感じに見えるんだろうな。
ここは、「青柳家」になりますな。
<青柳家>
家屋は寄棟萱葺屋根の母屋、薬医門、蔵、塀などで、武家屋敷の建築様式を今に伝えてる。
ちゅーことらしい。
「青柳家」も外観だけ見させていただきました。
ここは 「石黒家」になります。
<石黒家>
代々の当主は角館所領佐竹北家に仕え、財政担当の要職を務めた名家。角館にある武家屋敷で最も古く、座敷に上がって見学ができる。建物や歴史、生活様式などについて説明してくれる5分ほどの無料ガイドが付くようだ。
石黒家は座敷に上がって見れるようなので、ここは入館券買って入ります。
パンフレットいただきました。
この屋敷は、現在も住居として使い続けているので、公開エリアは屋敷全体の半分程度だそうだ。
では、さっそくガイドをお願いして見学しますよ。
最初に入った部屋は、おかみ(当主の書斎)だそうです。
ここは、だいどころ(居間)だそうです。
げんかん(出入口)のようだ。
亀の透かし彫り欄間
光が差し込むと壁に映り込む。
さすが上級武士の屋敷じゃな!
ざしき(応接室)と床の間
ここで、ガイドの説明は終わって、ここからは、展示室だ。
茅葺き屋根について。
箱ぞり
床の下にある野菜貯蔵庫らしい。
唐箕:回転する羽根で風を送り、穀物の実と籾穀を吹き別ける農機具
かわや・・・トイレ?
外にあるんじゃ夜中に行けないな・・・。
しかも雨降ってたら最悪!
綺麗な茅葺き屋根ですな。
さて、ここはたっぷり見れたので次いきますよ。
と思ったんだが、・・・ちょっとここで休憩しますか?!
かみさんは、定番の串に刺した玉こんにゃくをいただきます。
おれは、みそたんぽ。 熱々に焼かれた きりたんぽに甘ダレ味噌が付いている。めちゃくちゃ美味い!
それでは先に進みますよ。
安藤醸造:味噌、醤油、漬物の店です。
中に入って商品を見たんですが・・・ちょっと高級品ですな。
さて、どんどん先行きますよ。
この通りなんてたぶん夏は涼しいんだろうね。
突然現れた建物のない敷地。
角館小学校跡でした。
次はここちょっと覗いてみますか。
「岩橋家」ですな。
<岩橋家>
江戸末期に改造、角館の中級武士の家屋として間取りなど典型的な形を残しているそうだ。
部屋の中央にいろりがあるが、蓋がしてある。
こちらのいろりは猫が入ってしまうことがあるそうなので蓋をしているとのことだ。
ちょっと歴史を感じるな。
この窓の開閉方法はどうなっているのか?
リアル井戸だ!
ちょっと分かり辛いが、奥にある木が岩崎家のかしわで天然記念物だそうだ。
なかなか綺麗な家でしたな。
さて、次は「松本家」だ。
<松本家>
「烏帽子於也」の著者として知られる須藤半五郎を出した向学の家だそうだ。建築年代は幕末期と推定。
建物がかなり古く感じられるな。
だが、中はすごく綺麗だ。
ちゅーことで、そろそろ時間になりましたな。
今日見て歩いた所はまだまだ全体のほんの一部なんだけど、全部見ることは無理なので、この町の散策はここいらで終了といたします。
まあまあの見学時間だったけど、この長い歴史に育まれた町並みを、楽しみながら歩くことができたと思う。
「みちのくの小京都」と呼ばれるのがよくわかった。
・・・帰り道に面白い建物を見つけたぞ。
御宿「ねずねこ」って書いてある。
たぶん民宿なんだな?!
今日は誰も居なかったけど、なんか実際に泊まれるみたいだな。
庭にはこんな立派なものが・・・。
一本の大木から彫られているそうだ。
よく見ると変わった建物だったんだな・・・。
そして、ここはお菓子屋さんみたいです。
とくに買うものもなかったから中には入らなかったけど、けっこうお客さんいましたな。
さて、それじゃー 今日泊まる宿の方に向かいますか。
約40分ほど車で走ると田沢湖畔へ到着したぞ。
ホテルはここから近いんだけど、まだちょっと時間があるので見学しますか。
「田沢湖」です。
<田沢湖>
ルリ色の湖面とたつこ姫伝説に彩られる田沢湖は、周囲約20キロメートルのほぼ円形の湖で水深423.4メートル、日本一の深さを誇っています。神秘的な雰囲気をたたえた湖は、四季折々に表情豊かで訪れる人々を楽しませているみたいですよ。
<たつこ像>
永遠の若さと美貌を願い、湖神となったと伝えられる、伝説の美少女たつこ姫のブロンズ像です。その姿は澄んだ青い湖水を背にして清楚です。
伝説の美少女たつこが、かすかな羞じらいを含んで沐浴から上がって何かを待っている、そのような乙女心を表現しているそうですよ。
漢槎宮(浮木神社)
<漢槎宮>(浮木神社)
漢槎宮(かんさぐう)は浮木神社(うききじんじゃ)とも言い、田沢湖畔の潟尻に立つ、白木造りの現代的な感覚の社殿です。流れついた浮木(大木が湖面から2メートルぐらい顔を出し、斜めに水底に深く消えている流木)を祭ったものといわれています。
雲が低いから山々がはっきり見えないが、ま、これはこれで幻想的でいいね。
湖畔にある「御座石神社」の鳥居。
晴れていれば日差しが湖面を照らして、鳥居の赤と田沢湖のコバルトブルーが共演する光景は絶景なんだろうけど、残念だ。
美しいコバルトブルーの湖面
<御座石神社>
田沢湖畔にある、湖神たつこ姫を祭る神社。秋田藩主が大きな岩場に座を設けたことからこの名が付いた。鮮やかな朱塗りの鳥居がコバルトブルーの湖面に映えて美しく、不老長寿・美貌成就・縁結びなどにご利益があるとされる「たつこ姫御守」も人気だそうだ。
さて、そろそろ良い時間になったので、今日宿泊するホテルにむかいます。
今日宿泊するのは、「亀の井ホテル 田沢湖」
(写真撮るの忘れちゃったので、画像お借りしました。)
それじゃー、温泉にゆっくり浸かって今日の疲れをとりますか。
明日に続く。
シゲ。