現在でも根絶活動は継続中であり、困難が続いています。 | 国際ロータリー第2570地区 2022-23年度 ガバナー村田貴紀 ブログ

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国際ロータリーがポリオ根絶活動時に紛争地域などで困難を極めた例。

  1. ナイジェリア北部地域 2012年には、ナイジェリア北部地域において、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が、ワクチン接種を拒否するなどの妨害活動を行い、ポリオ撲滅活動に大きな影響を与えました。このため、国際ロータリーは、現地の指導者や宗教指導者などとの協力により、信頼関係を構築し、啓蒙活動を行うことで、取り組みを続けました。

  2. アフガニスタン・パキスタン アフガニスタンやパキスタンでも、テロ組織などによる襲撃や攻撃が頻発する紛争地域において、ポリオ根絶活動に取り組むことは困難を極めます。現地では、子どもたちがワクチン接種を受けることに対して疑念を抱くこともあり、啓蒙活動も必要となります。また、紛争地域での活動には、国際ロータリーと現地のボランティアが、治安の悪化や物資の不足などの多くの困難を克服しなければなりませんでした。

  3. ソマリア ソマリアでも、内戦やテロが続く紛争地域において、ポリオ根絶活動に取り組むことは困難でした。しかし、国際ロータリーは、現地の指導者や医療従事者などとの協力により、安全なワクチン接種を実現するために、物資の輸送や現地の医療施設の整備に取り組んできました。

これらの紛争地域においても、国際ロータリーは、現地の指導者やボランティア、国際機関などと協力し、ポリオ根絶活動を進めてきました。しかし、現在でも根絶活動は継続中であり、困難が続いています。