こんにちは。
RICS代表の金石です。
今日は先日私が携わった案件の実話に基づいて、見解を書いてみたいと思います。
先日、知合いの業者様から、お客様をご紹介頂き訪問してきました。
2年間手つかずのマンションの一室に入居するので、原状回復工事をして欲しいとの事でした。
ただし、そのマンションが地区計画で3年後の取壊しが決まっており、低予算でとりあえず住めれば良いという条件付き。
低予算の中でとの条件でしたが、間取りは4LDK100㎡とかなり広く、しかも水道の加圧ポンプと給湯機の交換が必要だったので、予算の大半をその2つで取られてしまします。
その他の、内装工事にかけられる予算は限られてしまいます。
そこで、まずは施主様のご要望をヒアリングした後に、コストをかける(業者に任せる)場所とコストをかけない(自分達で手をかける)場所の仕分けをする事から始めました。
リフォームは仕分けが大切です。
今回の施主様もご自身で半年も前から動き、数社見積りも取られていました。しかし、範囲が定まらず予算は上がって行く一方。結局手を付けられずそのままの状態になってしまったそうです。
リフォームは自分でも出来る簡単な手直しから、業者に頼まければならない複雑な工事までとても幅が広い。当然業者に頼めばコストはかかる訳ですが、反面自分で手直しを出来ると判断し手を付けても材料費が高くついたり仕上がりが悪く、結局業者に頼んで手間も増えたという話は多く聞きます。
また、業者に依頼する場合も、現在は依頼出来る窓口が身近に増えてきたので、どこで頼むのかも凄く重要になります。
例えば家を建てたハウスメーカー、手軽に頼める近所のホームセンター、飛込み営業で来る大手のリフォーム専門会社、今では家電量販店でもリフォームの窓口があります。
実はその依頼先でも、予算が大きく変わってきます。
今回の場合でも仕分け後に発注先を変え、施工業者と中間で交渉するだけで当初の見積りから総額で30万円の削減が出来ました。
過去には同じ材料と施工を行って、100万円以上削減した事例もあります。
単にリフォームと言えども、コストを掛ければ家が一棟建ってしまう程の工事のボリュームにまで膨れ上がります。
今、リフォームをお考えの方は業者に勧められるままではなく、本当に必要な工事なのか?将来的にやっておく事は何なのか?をしっかり考え、来年に予定される消費税10%への増税前に手掛けられる事が良いでしょう。