バカの壁 | 柚子プリンナーへの道
あ、こいつバカだなって思った時のエピソード。

・連立方程式が出来ないバカ
中学生のときのはなし。
当時付き合ってた子(バカ)が数学で高得点を取りたい(俺のように)と言っていたので、いつもならハッテン場になっているその子の家(バカ′sホーム)で1日中我慢して連立方程式を教えることに。
90点、100点さえ取れずとも、60点は必ず超える。
というところまで教えられた。
あいつ(バカ)にしちゃあ上出来だった。
俺は友達にもよく数学を教えていたし、みんな結果を出してたから当然このバカもそりゃあ食べ頃のバカに成長出来ると信じていたんだ。

-結果当日-

バカ「ごめんネ。。。18点だったょ。。。しょぉたろぅに会ぃたぃ。。。グスン」

俺「わかったよいまいく(殺しに)」

メロスは激怒した。必ず、かの無知忘却のバカを除かなければならぬと決意した。
バカに対しては、人一倍に敏感であった。

ああ何故だ神よ。
色々我慢してひたすら連立方程式を教え…それなりに達成感あったし、支え合う大切さ的なものを得かけていたのにこんな惨い仕打ちを与えるのか神よ。

俺は激怒してめっちゃ走ってバカに会いに行って頭ごなしに怒鳴り続けてやろうかと思ったけどチューしておっぱい揉んでセックスしたから忘れた。


・大辞典をPSP入れにするバカ

自分が通っていた高校はゲームの持ち込み禁止だったのだが、当然のようにみんな持ってきてはいつ持ち物検査が来ても如何に先生にバレないようにと隠し場所を決めていたものだ。

校外学習で俺たちはとんでもない光景を目の当たりにしたんだ…。


校外学習。それは年に2度ある。
小さな部屋で4人ずつ泊まりがけでひたすら学校から出される問題集を寝るまで解き続けるというイベント。
実際は、如何に問題集を早く終わらせてPSPで通信対戦を長く遊ぶかというイベント。
ちなみにうちのクラスではモンハンは全くはやらず、みんなメタルギアops+をやっていた。

規定の時間(20:00)まで問題集を解きつつメタルギアをやり続けた後、先生達のすべての部屋での持ち物検査の後就寝タイムとなる。

つまり、ここの持ち物検査を越えればメタルギアパラダイス。

-持ち物検査開始-
A「みんな、PSPどこに隠した?俺はシンプルに筆箱の中!くぅ~ゾクゾクするぜ!」

B「あめぇーーよ!A!俺は椅子の裏にガムテープで貼り付けたぜ!」

俺「枕の下!考えるのめんどくさい!シンプルイズベスト!」

B「なんとかなりそうだな、Cは!?」

C「大辞典くり抜いてPSP入れにしてきた」

俺AB「は?」

C「くり抜いてきた。数ページずつめくってみな」ガパッ

カバーから外された大辞典を渡された俺たちは、Cの言葉の真意を確かめるべく慎重にページをめくっていく………

B「ホワァアアアアッ!?」

想像を絶する光景だった。
あるページを境に、何百ページ分にもなるだろう長方形の穴が開いていたのだ。
そしてそこにハマっているPSP。

C「大辞典強敵だった…カッターの刃が折れた数を俺は覚えてはいない…」

こいつは天才だ。バカの天才だ。俺たちは勝利を確信してバカみたいに笑った。
同時にこんな最高な仲間とメタルギアできることを俺たちは誇りに思ったんだ。しょうもない誇り。

ちなみにCはバカの天才過ぎたけどゲームはクソザコでした。ちゃんちゃん。