フロントブレーキマスター交換～NISSIN　ラジアル～

こんにちは(≧▽≦)
柏Kawasaki コーナー担当の　~~TAKU~~　です

GWの間は見事に良い天気でしたね
今日はイマイチ　スッキリしない天気ですねぇ～～(ノ◇≦。)
夕方にはひと雨ありそうな天気予報ですし・・・
来週は台風も来るみたいです
家もバイクも被害に遭わないようにしっかりと準備しなくちゃですね

さて

今日はお天気続きだったゴールデンウィーク中に行わせていただいたマスターシリンダー交換のお話しをご紹介したいと思います

今回作業させていただいた車両は・・・カワサキZ1-Rです

Z1-Rってどんなバイク?って人は↓↓
Z1-R　ウィキペディア　へジャンプ

実のところTAKUもフロントのカウルが装着されているZ1Rを見るのは初めてだったりして

・・・

フロントのブレーキマスターがワイヤーにより別所で作動しているのもこの日に知りました

早速、ノーマルのブレーキレバーホルダーを取り外して新しいマスターをセットしてみました

このときにはすでにカウルが外してありましたので少しわかりにくいのですが、かなり近い位置にセットすることに・・・
タンクを標準の位置にマウントすることができないので、まずは一回タンクを取り外して取り付け位置を検討してみることになりました

どうでしょうか?カウルが低くて長く、ハンドルの上にまで伸びているので通常通りマスターの左側に付属のステーで装着は・・・・キビシイです

とりあえずタンクの件はのちほどゆっくり考えるとして、作業を進めていきます

アッパーカウルの左側のこの位置にノーマルのマスタータンクが潜んでます
先ほどもちらっと話しましたが、この車両はワイヤーでステムの近くにあるマスターシリンダーを作動させてブレーキをかける特殊な構造をしている車両なのです
今回はこのノーマルのマスターを外しちゃいます

ノーマルのマスターとタンクを外してスッキリしました

一緒にブレーキホースも外していよいよ新しいホースを組んでいきます

ホースの長さを確認しつつ、仮組みして取り回しを確認していきます
ブレーキホースはハンドル周りの部品が多く可動する部分を通るので十分に注意しながら取り回さないとトラブルになるかもしれないのです

ホースの仮組みが済んだら各バンジョーボルトとホースフィッティングを締めつけていきます

今回使用しているSWAGE-LINEのブレーキホースはアルミのフィッティングとボルトを使用しているので、締めすぎにこちらも注意が必要です

もし締めすぎると最悪ﾊﾞﾝｼﾞｮｰアダプターが割れたりボルトが折れてしまうことがありますので、お持ちであればトルクレンチの使用をお勧めします

後回しにしていたタンクはこの位置にしてみました～～

N-プロジェクトさんのフレシキブルステーと交換用のタンクホースでカウルの内側に回り込むように設置してます

キャリパーのすぐ上にホースクランプがあるので、それを固定してあげたらフェンダーの上がこんな感じできれいに取り回せました

この車両はタンクの下にブレーキスイッチの配線が入りこんでいたので、そこからマスターに装着しているスイッチまで配線を作って接続してます

ここまで作ったら残すはブレーキフルードを入れてエア抜きをするだけで完成です

タンクとカウルを戻して一枚

だいぶ雰囲気が変わりましたね～～
違和感もなく装着できたと思うのですがどうでしょう

これでだいぶブレーキのタッチも変わったと思います
握りこんだときに少し『フニャッ』って感触があるのですが、よ～～く見ると握りこんだときにキャリパーが動いてました・・・
一部片押しのキャリパーで、ブレーキレバーを『グッ』と握りこんだときに圧力に負けて動くキャリパーがあるのですが、このZ1-Rに装着されていたSTDキャリパーも同様でした

ゆくゆくはキャリパーの交換もご検討されているとのことでしたので、楽しみにお待ちしてます

お渡し前にもう一枚