「今日という日は贈り物」から
ナンシー・ウッド著
瞑想(P68-69)
八月に月が通るのは変化という道。
運命と好機はしばしば相貌が似ている。寛容と過ちも同様だ。これら四人の仲良しが出会うのが人生という場所である。わたしたちは人生を精いっぱい生きなければなせない。そうでなけれは自分自身に対する義務を果たさないことになる。優柔不断や間違いは自分以外の誰のせいでもない。すべては経験によってつちかわれた勇気からやってくる。
部屋の中にいては太陽の光をとらえることはできない。イミテーションに満足していてはいいものはわからない。もし,いま正しいところにいないのなら、そこを去ろう。価値ある仕事をしていないのなら、やめてしまおう。欲する様な人生でないのなら、変わろう。ニセの友達に囲まれているのなら、新しい人たち、静かで安定したタイプの人たちに代えよう。心を悩ませているものがあるなら、心のふたをあけてみよう。びっくりするようなものが見つかるかもしれない。
どうしたら強くなれるのだろうか?
自分が重要である思いを捨てる。木と友達になる。ナゲキバトといっしょに歌う。蛇と一緒に地面を這う。トカゲといっしょによじ登る。リスの言葉を習う。古い石の意味を読み取る。赤ん坊の目に叡智を見る。老人を新しい人のように見る。
変化することは成長すること。成長は木やその他の生き物に必要なことだ。成長のないところに収穫はない。ただ疑いがあるだけ。
P68-69から引用です。
『今日という日は贈り物」ナンシー・ウッド
セイギさんの旅立ち
●集落の長老だったセイギさん(88歳)をお悔やみコーナーで知りました。海岸の散歩道ではよくお会いし昔話をしていました。
集落には農地管理の土地改良、水利委員会、農協総代、漁協総代、樋門管理会、集落の運営の区長、小組総代、婦人部、老人会、消防団などみんな住人はいずれで、集落自治に携わります。この国は村の寄合に学ぶべし
●集落での過ごし方、とりわけ人間関係については若かったセイギさんにずいぶん教わりました。70歳を迎えられたとき政府が進める「農・地・水」政策で、農地、水路、地域の環境維持を集落全員でやる事業です。5か年の事業計画書作成し、国、県、市町村から面積に相応の助成金が出されます。わたしは集落の寄合い(よりあい)で意見を伺いとりまとめ、事業計画を委員会でまとめて、代表者のセイギさんが役所に提出です。金銭出納は複式簿記ですべての書類をそろえなければなりません。事業は写真添付で、同じ写真のごまかしは助成金返納のペナルテーです。1円のごまかしもいけません。会計監査委員の調査があります。国の農地政策でとてつもないコストカットになったのは民主党政権の時代でした。
●88歳のセイギさんが春先に風呂場で転んで圧迫骨折で入院されたと聞いていました。
昨年まではトラクターを運転されて田んぼを耕されて、息子が田植えをやっていたと、ヒデキ君に聞きました。
セイギさんと携わった集落運営、あの時間を知るもの語る人も次々に旅立たれます。戦争が終わったころ小学生だったセイギさんから聞く集落の情景は、いまは全く想像することのできない情景です。
●わたしは最早、語り継ぐことはできないでしょう。ジェレネーションギャップは仕方のないことです。活躍する人々は「いま」なのです。!!老人には成長でなく、朽ち果てていく自然の摂理です。赤ん坊のイツキ君に、わたしはどんなに見えているのだろうか?
セイギさん、ありがとうございました。
何れ私も伺いますが、まだまだしぶとく頑張ります。無事の冥土旅を・・・合掌
●「セイギさんありがとう」
ルドベキアの花が彼女から届きます。
●8月1日、時刻は13時、気温35度
ご飯よー!! 昼ご飯の案内です。
●お品書きは
ひやし汁、みそ仕立て、ショウガ、青ネギ、ゴーヤみじんぎり、ゴマ
ピーマンとゴーヤ、エノキ、鯖缶の炒め物
おにぎらーずは、地元の海苔、卵焼き、ベーコン、ピーマンを挟んで・・・・
ウマいぃぃいぃぃぃぃ、まんぷく
さーて、飯も食ったし、
これからお昼寝です。
拙文お読みいただき感謝します
誤字脱字にはご容赦ください