No.307・６３回目パドセブ治療

11月１６日

６３回目パドセブ治療ができました

●バドセブ治療はどこまで続けるか

担当医のDrの研修のために、隣の若いDrによる診断です。

事前看護師の問診、採血後の診断は予定時間です。

若いDrの診断に採血データで今日のパドセブ治療の可否です。

　数日前の記事で、オプジーボとキトールーダが奏効、寛かいの患者にどこまで続けるかです。確かに延命は叶ったが副作用に苦しみな乍ら止めたら癌増殖の不安です。腎盂癌、尿路上皮がんの転移根治不能な時の抗がん剤はそう多くは無いようです。本庶先生のノーベル賞、オフジーボそして同じ免疫チェックポイント、キートルーダで、新薬の次なる開発は日進月歩です。

数年をオプジーボやオプジーボで癌増殖を抑えられ長期の休薬ができるのかどうかです。むろん再発して次の抗がん剤があればいいでしょう。確かに抗がん剤は延命治療だと理解します。その文字の教えるように、「命を延ばす薬」です。

　若いDrと副作用の手足のしびれ末梢神経障害について話題を持ちながらの聞きます。Drは、抗がん剤治療での副作用の苦しみはありますが治療継続は、可能な体調か診断で継続化するかどうかは、患者の自己判断です。奏効の患者さんが抗がん剤治療を止められた場合は、再発する癌細胞の増殖は速くなります。オプジーボもほかの抗癌剤治療者でも耐性がつくまでは続けるのが医師の診療です。しっかりした口調でわかいDrは話してくれます。

●私の場合はパドセブが根治不能な尿路上皮がんの、標準治療で保険適用の最終治療薬です。これまで多くのブロ友さんが延命され奏効の恩恵にを受けています。ブロ友さんの中でこのバドセブを２０２１年１１月の認可から使い続けているのは、わたしともう一人のブロ友さんです。同様な副作用に苦しみながら、しばしの長期の休薬が出来ないのだろうかと願うのです。

　オプジーボもキートルーダも、あるいは開発された新薬抗がん剤は数年しか奏効するデータがありません。使用中のバドセブを止めたて、癌細胞増殖開始（ダブリングタイム）ではパドセブ治療はもうできないのです。パドセブ奏効中央値は１０か月とありましたから、わたしは随分と闘えたとDrと話します。がんの治療はそれぞれ人によって違いますし、コロナ以来はマスク越しでなかなか患者が話し合う雰囲気ではありません。地方の市立病院ではコロナ前の泌尿器科の待合室は、市内の知人、仲間ですから、情報交換でにぎわっていました。いまは皆さん方の情報はブログになります。同病の方の情報は有り難いです。

　●パンデミックコロナから担当のDr、看護師さん数名の名前しか覚えることとはなく、治療棟での待合室で情報交換する方もありません。親子、老夫婦、若い夫婦、病棟から車いすで看護師さんや、介護所の方と来る患者と、時折り小声で言葉を交わす後姿を見ます。各室の診察案内に自分の番号の表記を私も待ちます。

（足がしびれて手もしびれてきました。

お目汚しの中途半端な一文ですみません、今夜ここまで・・）

採血を終えた私の前を、私の採血を運んでいきます。　

　ロボット君、おはようさん、宜しく

暫くすると帰ってきます。

　　ご苦労さんです。

昨夜のつづき

●隣が１９４８年，１９６０年、その向かいが昭和６０年と若者です。今日も満員御礼てす。看護師と聞くと毎日多くなってると聞きます。団塊の世代ががん年齢に達しました。院内看護師は目の前のナースコーナーでせわしく動いてます。私の治療中に早くに昼食を車ですませる彼女に、治療開始のライン送信です。電話もテレビもなかった昔話をすると、二十歳すぎとおぼしき看護師はマスク越しに笑っていました。その爺さんがスマホを捜査してブログ書いてるのにはびっくり、わが父にやらせたい一言です。これから注射針を刺すのもAIロボットの時代になるかも

と言います。すでにAIDrがアプリではサポートし、ダビンチ施術など精密なロボットが動いてます。

　わたしの歩く姿は、ロボットの走行より悪いです。

次回予約、お薬いただき、会計支払いで、６３回目バドセブ終了

雲嚴禅寺へ

●外はちょうどいい秋日和で昨日のような温かい日中ではない。点滴後のからだの塩梅で、雲嚴禅寺への紅葉狩りを企画していた。車中で彼女のおにぎりとサンドイッチ弁当でお腹を満たして出発です。通院は海岸通りですが、松尾の港近く芳野のみかん畑の山越え迂回で途中に霊嚴禅寺はあります。宮本武蔵が五輪の書を書いた洞窟、霊嚴洞です。五百羅漢の石仏、延命地蔵などなど十年来のお参りのお寺です。

2020.11.15です。雲巖禅寺正面、霊巖洞