●寒くて部屋から動かない。
裏口から、こんにちわ!の声がする。
炬燵にもぐって冬眠中、立ち上がりが大変。
炬燵台に手をつけ体を持ち上げ、ヨッコラショ
●ヒデキ君がトマトにパール柑をさげて、安否確認。
チバさんから頂いたコーヒーを淹れる。
ヒデキ君は還暦前の、働き盛り。
トマト、ミニトマト、キンショウメロン、キャベツ、トウモロコシ、米麦20ヘクタールほど、自家野菜も多品目
息子と夫婦の、時折にパートさん雇用の家族経営。
ロシアとウクライナの戦、コロナで円安、物価高騰で悲鳴だ。
生産資材は21年対比1.5倍、出荷資材も高騰
暖房燃料重油、電気もあらゆる物価は、経験のない高騰
寒波もあってトマト価格は、生産原価割れと嘆く。
昨秋の刈り入れたコメの価格は1万円を切り、50年前の米価。
ポツント一軒家が高視聴率だが、農業で食えないから山をおり、
わが集落の同窓も戦後日本の、高度成長を担った。
2025年問題、われら団塊の世代、後期高齢者になる。
いったん出て行った同窓も両親が亡くれなば、
残った住宅は、空き家になる。
いつも届けてくれる、ヒデキ君の野菜は有難い。
●恩師から届いた、寒中見舞いのハガキ
日本の食料自給率は37%、エネルギーが12%・・・
昨年亡くなった山下惣一さんの一冊「振り返れば未来」では 「外国の食料が買えなくなったら、100人のうちに37人分の食料しかない。・・・・」そんな一文がある。
ヒデキ君は吐き捨てるように言う
「食べ物を買えない時代が来て、自分で耕す時代に戻る」
●玄関のチャイム音、届いたのは紹介された、爪マニキュア
昨夜はワールドベースボールの解説で、
ピッチャー上原浩二は自分の出場登板で、爪が割れたといった。
マニキュア係が不在で困ったことを披歴した。
男がマニキュアなんぞが団塊の世代、お洋さんに塗り方を学ぶ。
●近くのスーパーで買ってきた人参の値段に驚く。
わが菜園にもあるが、こんな立派で5本で100円とは
市場のセリ値一本が5円か、10円だろう。
なんとも報われない生産農家だ。
●キャベツに白菜は、私の作品。
今朝はニンジンスープになり、手作りキンカンジャム
●またもや、味覚はまたなくなったが美味さは判ります。
早く春よ来い
拙文お読みいただき感謝申し上げます。
誤字脱字にはご容赦ください