茶教室エルミタージュ 紅茶マナー研究家・藤枝理子のサロンマダ
紫陽花寺へお散歩がてら出かけました。
イングリッシュガーデンでもよくみかける
あじさいの花ですが
原種は日本の「ガクアジサイ」
奈良時代には日本最古の和歌集
『万葉集』にも記述が登場します。
ただし和歌の中では
「味狭藍」や「安治佐為」 と書かれていて
紫陽花と表記されるようになるのは
平安時代に入ってからのことでした。
日本ではあまり目立つ存在ではなく
品種改良があまり進まなかったあじさいの花は
18世紀にヨーロッパに渡ります。
長崎の出島から
ドイツ人医師シーボルトが持ち帰ったアジサイが
ヨーロッパで人気となり
品種改良が盛んに行われるようになりました。
日本原産の紫陽花=ガクアジサイ
それが
ヨーロッパに渡り品種改良されたてまり咲きのあじさいが
西洋あじさい
現在は300種類以上あるといわれています。
娘が誕生したのが6月の梅雨入り直前。
眩しいほどに美しく咲き誇る紫陽花の風景が
いまでも目に焼きついています。
和名 アジサイ(紫陽花)
英名 Hydrangea
学名 Hydrangea macrophylla
属名 アジサイ属 アジサイ科
原産地 日本
開花期 5~7月
インスタ毎日更新中!
Many Happy returns to you !
アフタヌーンティー研究家 藤枝理子 著書抜粋