茶教室エルミタ
イギリス人にとってのクリスマスは
私たち日本人のお正月と同じようなイメージ
恋人とディナーに行くでもなく
友達とパーティーで騒ぐでもなく
家族で集まり家の中で過ごします。
エリザベス女王だって同じ
英国王室のクリスマスは
イングランド・ノーフォーク州にある
サンドリンガム・ハウス
にファミリーが集まりクリスマス休暇を過ごすのが
伝統的なスタイルです。
子供・孫・ひ孫ちゃんやら総勢25名程が集まり
ヴィクトリア時代からの伝統
クリスマスツリーに飾り付けをして
ダイニングルームを彩ります。
クリスマス礼拝は
サンドリンガムの敷地内にある
セント・メアリー・マグダレン礼拝堂で
そして午後3時になると
1952年から恒例となっている
エリザベス女王のクリスマススピーチ
国民への祝賀や
一年を振り返ってメッセージが送られます。
女王はファミリーの写真を並べて
メッセージするのが習慣ですが
昨年は
「 誰かさんの写真がない~~~~~ !」
と物議を醸しておりましたよね。
クリスマスディナーのテーブルでは
ターキーやクリスマスプディングをいただき
クラッカーを割ったりジェスチャーゲームをしたり
盛り上がるそうですよ
そのあとは
いよいよクリスマスプレゼントを開ける時間???
と思いきやプレゼントは24日
クリスマスイブのアフタヌーンティーのあとに
OPENするのが
ヴィクトリア女王からのしきたり。
クリスマスプレゼントは
ファミリーだけではなく
王室や宮殿で働くスタッフにまで
日頃の労いと感謝を込めて贈るのが伝統となっています。
気になるギフトは
女王からのグリーティングカード付きの
クリスマスプディング
その数、なんと1500個!
女王陛下の祖父であるジョージ5世から受け継ぐ習慣です。
サンドリンガム宮殿は
ロイヤルファミリーが滞在していない期間は
一般公開されていますので
渡英できるようになったら是非
足を運んでみたいですね。
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