日本の中のイギリスを探しに…　佐倉マナーハウス　Part3

茶教室エルミタージュ　紅茶マナー研究家・藤枝理子のサロンマダム日記　　

うわぁ～、イギリスの湖水地方に来たみたい。

はじめて佐倉マナーハウスを訪れたときに
一瞬で英国の空気に包まれた感覚が忘れられません。

小高い丘に続く小径を抜けると…

森の中にひっそりと佇む
レンガ積みの英国式邸宅が現れます。

佐倉マナーハウスの魅力は沢山ありますが
邸宅すべてがイギリスの建材を使った
本格的な英国スタイルの建物であること。

そして、日本最大クラスの
コンサバトリー（英国スタイルのガラス温室）です。

五感を意識するとまず驚くのが
床の軋み…。
イギリスで出会う
古い教会を使ったアンティークショップに
足を踏み入れたときの感覚が蘇りました。

聞くと、なんと実際に
教会で使っていた床材を日本へ運び
スタッフ4人で1か月かけて貼っていったといいます。

しかも、ただの貼り方ではありません。
よく見てください…なんと
ヘリンボーン張りです。

随所に見られるこだわり…
それが佐倉マナーハウスに漂う
イギリスの空気を作り出しているのです。

コンサバトリーの何とも言えぬ温かさに包まれて
バーレイのティーセットでいただく
アフタヌーンティー…
イギリスに行けない日々が続く今
心の拠り所でもあります。