☕ RICO'S TEA ROOM Vol.14　小さな紅茶教室エルミタージュ

紅茶教室エルミタージュ＊藤枝理子のサロンマダム日記

　　
　　　　　　　
STORY　 14

日本へ戻る飛行機の機内で、ノートに大きく文字を書き込みました。

～英国式紅茶教室エルミタージュ～

英国式の紅茶教室なのにフランス語？とよく聞かれるのですが、
理由はふたつ。
ひとつめは将来的には紅茶に留まらず
暮らし全般を愉しむ生活芸術を学べる場にしたいという思い。

そして、ふたつめはサロンへのこだわりです。
そもそもサロンの発祥はフランス。
上流階級の貴婦人がたが邸宅の応接室＝サロンを開放し、
芸術や文化、教養を広めるサロンが流行、18世紀頃サロン文化が花開きました。

自宅開放型サロン形式のお教室。
それは私がイギリスで見つけたこたえでもあったのです。

なぜなら、紅茶は暮らしの中にこそ息づくもの。
だからこそ、日本で経験したような理論や知識中心の受け身の机上の授業ではなく、
小さなマンションの一室であっても
実際の生活の場である自宅という空間を開放し、
季節の移り変わりを感じていただきながら、
暮らしの中でどのようにいかしていくのかという思いをお伝えしたいと思ったのです。

日本の茶道がそうであるように、
イギリスの紅茶も単なる物質ではなく精神が伴うからこそ、
人を和ませ、生活を豊かにしてくれるのではないかしら…。

そんな想いから、
サロンのコンセプトは　～紅茶から広がる暮らしの愉しみかたのご提案～　
と決めました。
一杯の紅茶からHappinessの輪を広げたい…
心からそんな気持ちが溢れていました。

この話をもっと知りたい～～ってかたは
こちら