「ベートーヴェン」配信、
配信翌日の夕方からゆっくり見ました。
ベートーヴェンの曲が網羅されていてオケがこれでもかと演奏するので、このホールの中に身を置いたらどんなにかと、降り注ぐ音楽を浴びたらどれほどの思いになるのだろうかと感じながらの視聴です。
物語が進むにつれ、どんどん生で見たい思いは募り、チケット外れた私は今更ながら探そうかと思いましたが、地元は公演日数が少なく残念ながらムリ。
クラシックのメロディに歌詞をのせるのは
歌う人の音域も含めてなかなか難しいとは思うのですが、ベートーヴェンの物語を彩る彼自身の音楽、
もうこれ以上のものはありません。
聞き覚えのあるメロディが美しく切なく、時に激しく、美しいメロディがあちこち使われていて、更にうまくアレンジされていて、ルードヴィッヒの想いが音に乗せて伝わってくる。
曲に気を取られて(これなんだっけ?)内容がお留守になったりしながらも、舞台上で繰り広げられるルードヴィッヒとトニの恋愛物語、心に響きました。
見終わり、なんとなく「マディソン郡の橋」を思い出したというか…
ご挨拶で花總さんが、
毎回命懸けで演じていると仰ったように、
魂のぶつかり合い、人の本質までも感じた舞台でした。
アーカイブ配信終了までまだあるので、
何度か見ようと思います。
そしたらなんか今見れない
トラブル?
シュガーフランツ、
声も良く声量もあるので、役作りに凄みがあって
怖ーい。
それによってトニとルードヴィッヒの切なさが際立ち、深くて暗い闇が広がる感じ。
海宝君のルードヴィヒ弟、カスパール、
それによってトニとルードヴィッヒの切なさが際立ち、深くて暗い闇が広がる感じ。
海宝君のルードヴィヒ弟、カスパール、
兄に必死に理解を求める弟。
こんな立ち位置を演じられる事はあまりないのかなと思いますが、新鮮でした。
みりおんのヨハンナ、
晴香ちゃんのベッティーナ
共に贅沢なキャスティング。
そしてとにかく映像が効果的。
雷鳴がすごい。色彩的にも中世時代を感じ、美しく激しく切なく物語を彩っていてドラマティック。
ミュージカル「M」を思う演出もありますが、
ミュージカル「M」を思う演出もありますが、
(これはクンツェ、リーヴァイだなと感じつつ)
決定的に違うところはベートーヴェンの音楽を多用していること。
そこが主人公ルードヴィヒ自身の物語をリアルに感じられたのかなと思います。
決定的に違うところはベートーヴェンの音楽を多用していること。
そこが主人公ルードヴィヒ自身の物語をリアルに感じられたのかなと思います。
まあ、枠付きの視聴なので
生で見るのとは違うと思いますが
配信が見れて良かったです。
アーカイブの間にまた見れるかしら。
早く復旧してほしいです。