動摩擦係数。高校くらいで物理をかじった人なら聞いたことがあるはず。
静止摩擦係数も同じで、動摩擦係数とセットででてきます。
いや、そんな遠い昔のことは忘れたよ!…というひと、少しだけ思い出してください。
生物やってたから知らないよ! というひと、「ふーん」と思ってください。
話は変わって、国歌の中に「さざれ石の巌となりて」という一文があります。
何かというと、小さい石がころころしてるうちに、大きな岩になるということ。
ころころ転がってたら摩擦で小さくなるじゃない、というのは置いておいて、雪だるまだと思ってください。
小さい雪の塊が転がっていくうちに、大きな雪だるまになる。
止まっているうちは、いつまでたっても同じ大きさです。
ここで、タイトルの出番。
小さい雪の塊は、動いているうちに、大きな雪になります。
まさに
「さざれ石の巌となりて」 と同じ。
でも、小さい雪の塊は、動かないとそのままです。
物理の世界では、動いていないものを動かす時には、動いているものを動かすよりも大きなエネルギーが必要とされています。
動いているものを動かすには、対してエネルギーは必要とされていません。
これが、動摩擦係数と静止摩擦係数。
静止しているものを動かす静止摩擦係数。
動いうているものに対する摩擦の動摩擦係数。
かならず、「静止摩擦係数」>「動摩擦係数」です。
動いているものも一度止まってしまえば、再度動かすには、動いているとき以上のエネルギーが必要になります。
逆に、止まっているものでも一度動いてしまえばそれほどのエネルギーはいりません。
そして、止まっているほうが楽なのも世の中。
なにかイマイチだなと思った時は動いてみればいいじゃない。
動くためには結構なエネルギーが必要です。
一度動き出せばエネルギーはさほどいらない。
ときには勢いも必要ですね。
そして、動き出したら、止まらないようにするのもまた重要です。