突然の思いつきでアサヒガニの剥製が作りたくなり、思い切って通販で購入してしまいました^^;

 
 
 
 
 

到着したのがこちら↑

 

初めて見る形状です。

普段目にするカニとは全然違う姿なので不思議な気分です。

これを剥製にできたら面白くなりそうですね♪

 
 
 
 
 

と、剥製にしようと意欲に燃えたのも束の間・・・

 
 
 
 
 

ひっくり返してガッカリ!

なんと脚の先端が欠損しています!

 

3匹入っていたのですが、3匹ともこんな感じでした。

 
 
こんなにボロボロじゃ剥製にできないじゃん💢(`Δ´)
 
 

食べる側にとっては何ら問題はないのかもしれませんが、剥製を作る側にとっては大打撃です!

 

冷凍物で安く仕上げようとしたのが災いしました。

素材選びの段階で大失敗です(>_<)

次からは気をつけることにしましょう。

 

 

 

でもせっかく買ったので、一応剥製作りに挑戦してみることにします。

次に作る機会があったときの練習にもなりますしね。

 

 

 

 

 

ということで、まずボイル。

 

茹でてもあまり色は変わらないだろうと楽観視していましたが、こんなに赤くなるんですね。

 

これは大誤算!

塗装のときには苦戦するかもしれません。

(下地が濃い色に薄い色を塗り重ねるのは難しいのです)

 

まぁそれは塗装の段階で考えることにして、今は除肉に専念しましょう。

 
 
 

それでは中身を掻き出していきます。

 
 
 
 
 

カニの身を掻き出すこと約1時間・・・

 
 
 
 

ふ・・・粉砕してしまった (TдT)

 

アサヒガニは普通のカニとは違う特殊な形をしているため、殻の外し方がわからずご覧の有様になってしまいました。

 

素材の質が悪いと大口を叩いておきながら、その素材すら扱いきれない未熟さをお見せする結果となりお恥ずかしい限りです(>_<)

 

これから頑張って組み立てます^^;

 
 
 
 
 

組み立て終えたのがこちら↑

 

なんとか形にはなったものの、やはり脚先の欠損部分が目立ちますね。

 

修正していきましょう。

 
 
 
 
 
脚の先端には 
 
 
プラ板を取り付け
 

周囲の色となじませるために絵の具で色を塗ります。

(ちょっと目立ちますが、今は下塗り段階なのでこの程度でOKです。)

 

この修正作業だけで3日のロス(>_<)

欠損のない個体だったらこんな手間かからなかったのに~💢

素材選びがいかに大切かを痛感させられました。

 
 
 
 
 

修正が終わりました。

(欠損していた右眼は粘土で作りました)
 

ではいよいよ塗装です。

 
 
 
 
 

絵の具で色を塗っていきます。

Now 塗装中...

まずは全体を下塗り。

心配していた下地の赤を隠すことができました。

 
 
 

Now 塗装中...

徐々に紫を吹き付けアクセントをつけていきます。

 
 
 

塗装終了。

 

おっ、なかなかいい感じに塗装できたのではないでしょうか♪

 

残す作業はあと一つ!

 
 
 
 
最後にウレタンでコーティングして完成です!
 
脚が欠損していたり殻を粉砕してしまったりといろいろトラブルはありましたが、とりあえず完成させることができたので一安心です。
 
 
 
残りの2匹も
 

なんとか剥製にすることができました。

 
 
 

しかし欲を言えば欠損部分のない綺麗な個体を剥製にしたかったです。

 

今回は届いた個体が全て欠損個体という大失敗をしてしまったので、次回通販で注文するときは失敗しないよう十分注意したいと思います。