このブログでは、小5の発達凸凹長男と小1次男を子育て中のモンテッソーリ教師りっきーが、自宅での子どもたちとのモンテッソーリ教育&感覚統合の視点での取り組みのほか、長男が生まれてから診断がつくまでの悩みの日々についてなど、現在&過去の両方をお伝えしています
こんにちは、りっきーです
みなさん、砂文字ってご存じですか?
モンテッソーリ教育の教材として用いられている砂文字。
それがなんと 持ち運びもしやすい1冊の本になりました
出版社に許可をいただきましたので、 中身も紹介していきたいと思います
『モンテッソーリ式 すなもじ あいうえお』
出版社名:朝日新聞出版 価格:2,420円(税込)
本物は数万する高価なものなので、 家庭で取り入れるにはなかなかハードルが高く...
我が家も溝のあるカードで代用したり、 木の板に紙やすりで切り抜いたものを貼って、
子どもたちの名前(ひらがな&漢字)の分だけはざらざらの触感から学べるよう
砂文字で名前の板を作ったりして工夫してやってきました
(これは紙やすりで手作りしたやつ ↓↓ めっちゃ大変でした・・・w
)
なので、この商品化は本当に画期的
そもそも、なぜざらざらなのかというと、 子どもたちは視覚単独から字の形を学ぶよりも、視覚、触覚、聴覚という三つの感覚器官を 同時に刺激することで、より形をとらえやすくなります。
目で見て、指でなぞって、発音するわけです。
触覚的なざらざらした刺激があることは どんな子にもわかりやすいですが、
我が家の長男のように感覚統合に課題を抱えていた子にとっては、感覚刺激がしっかり入るので、より一層わかりやすかったようで、 長男はなぞって字形を捉えながら文字を書けるようになっていきました
それが、なんと本になるなんて~~~(何度でも言うw)
人さし指と中指の2本を揃えてなぞることで、
つるつるとざらざらの部分を同時に捉えられるので、
細かな部分の形がよりダイレクトに伝わりやすく 筋肉記憶に訴えかけやすくなります
指に注目〜〜〜〜![チョキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/117.png)
この本は書き順がしっかりと書いてあるのも良いところ
リング式の本になっているのでめくりやすく、
持ち歩きも楽にできるサイズと厚みです。
掲載はあいうえお順ですが、学ぶときは一筆書きできる 「つ」や「し」、
自分の名前など 馴染みがある文字から徐々に学んでいくのがおすすめ
関連する単語の絵が掲載されていたりと 語彙を増やす工夫も満載です。
そしてこの本は、私が以前より愛読している本(画像参照↓)を書かれた、
しののめモンテッソーリ子どもの家の監修で作られています
モンテッソーリ教師としても、とてもおすすめできる仕上がりになっています。
是非チェックしてみてくださいね