このブログでは、小5の発達凸凹長男と小1次男を子育て中のモンテッソーリ教師りっきーが、自宅での子どもたちとのモンテッソーリ教育&感覚統合の視点での取り組みのほか、長男が生まれてから診断がつくまでの悩みの日々についてなど、現在&過去の両方をお伝えしていますニコニコ


 こんにちは、りっきーです爆笑
発達が気になるお子さんの中には、
「運動が苦手」という子も多いと思いますダッシュ
 
その中でも全般的に苦手な場合、走ったりすることは得意でも
協調運動が苦手な場合など、
その子によっていろいろ違うとは思いますが、
 
お子さんの運動面を観察するときに
知っておいて欲しいのは
実は運動には「平衡感覚」が関係しているということ花
(実際はそれ以外にも固有感覚やボディイメージなど関わってくるものはいろいろありますが、今日は平衡感覚だけ取り出してますグッ)
 
 
平衡感覚というと、バランスをとることが
イメージしやすいかなと思います。
 
バランスももちろん関係しますが、
それ以外に自律神経を調整する回路や、姿勢保持する力、
左右を使い分けること、眼の使い方などは
全て平衡感覚が関係していて、
それらが運動を形作るときに関わり合っている感じですキラキラ
 
平衡感覚は普段使っていることを
意識しにくいけど、座っている時、
立っているだけでも常に使っている
人間にとってなくてはならないものですチュー
 
たとえば、
・揺れるのをとても怖がる(車酔いしやすい)
・逆にどれだけブランコを揺らしてももっとやってほしがる
・平均台を走って渡ってしまう(そっと止める調整ができない)
・じっと座るのが苦手
・じっと見るのが苦手
 
といったことが、種目によって運動するときの
動作を組み立てたり、力を溜めて解放するような動きをするときに
苦手さとしてあらわれることがあったりしますキョロキョロ



 
私自身、運動全般得意ではありましたが、
力の強さでカバーしているタイプで、
ボールを投げるときに右手と右足が出たり
(それでも距離は飛んでいた馬鹿力w)していましたお願い
 
私のように日常で困らない場合はまぁいいかなと思いますが、
社会生活を送る中で困りごとが出てくるような時には、
サポートする視点があるといいかなと感じますハート



 
できないときに、ただその種目の練習をすれば
うまくいくわけではなく、実は原因がこんなところにあるかも?
と知ってもらえると嬉しいですウインク
 
子どもの行動の「なぜ?」が
「なるほど!」に変わるヒントになりますようにびっくりマーク
 
 
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