このブログでは、小5の発達凸凹長男と小1次男を子育て中のモンテッソーリ教師りっきーが、自宅での子どもたちとのモンテッソーリ教育&感覚統合の視点での取り組みのほか、長男が生まれてから診断がつくまでの悩みの日々についてなど、現在&過去の両方をお伝えしていますニコニコ

こんにちは爆  笑りっきーですキラキラ

 

今日は私がベースにしている感覚統合の考え方を学んでいるきっかけと場所について、過去の記録をシェアしたいと思いますイエローハーツ

 

6年前、2018年初め頃の記録です下矢印

 

なんと感覚統合とモンテッソーリ教育はつながっていたんです・・・キョロキョロ

よかったら読んでみてください飛び出すハート

 

四角オレンジ四角オレンジ四角オレンジ

こんばんはニコニコ

 
今日は少し(かなり!?)長くなりますキョロキョロ
特に特別支援に関わる支援者の方に読んでほしいです。
(もちろん発達障害のお子さんがいる親御さんにも読んでもらえたら嬉しいです。)
 
ブログには初めて書きますが、昨年(2017年)夏あたりから長男の支援を考えていくにあたり、心の支えであり考え方の軸にしていることが2つあります。
 
1つ目は宇佐川研(発達障害臨床研究会)
2つ目はモンテッソーリ教育
ですニコニコ
モンテの話はよく書いてますが、宇佐川研って何ぞや?ですよねてへぺろ
 
そこに至った経緯を少し書かせてください。
 
長男が発達障害とはっきり診断されて数ヶ月たった頃から、今関わっている療育のやり方やいわゆる市の保健センターなどの専門家の方の言われる言葉に疑問を持つことが増えてきました。
それは私自身が相当(数十冊?)本を読んだり、講演会に行ったりすることで、いろんな角度からの知識が増えたこともありますが、悩み事を相談しても「お母さん、つらいよね、わかりますよ!」「それは特性でよくあることですから!」と共感と断言だけで、「だからどうしたらいい」とか、「その行動が起こる根本的な理由」とかそのあたりを納得できる形で教えてくれる専門家の方は(私が会った限りですが)ほぼいらっしゃいませんでしたアセアセアセアセ
ちょっと深く突っ込んで聞くとごまかされてしまったり。
 
その頃には私は「どうやら原始反射が残っていることが感覚過敏に影響してるんじゃないか」とか、「過敏な部分がある一方で、固有覚や平衡感覚には鈍麻があるんじゃないか」とかそれぐらいのことを考えるに至っていたので、表面上だけの回答には満足できない状態でした…(専門家の方からしたら面倒な親かもしれませんガーン)
 
長男の手先が不器用なことも、どうやらその部分だけを何回も練習すればいいわけではなく、人間の発達は粗大運動→微細運動の順に進むのだから、大きな部分からの改善が必要だなと感じていました。
 
そこで年中の1年間は、スイミングや体操などで、粗大運動というか自分の身体の動かし方を徹底的に、かつ楽しんで知ってもらえればいいなと思って支援することにしました流れ星
 
そんな中、モンテッソーリの考え方に出会いますキラキラ
まさにこれだ!という瞬間でしたおねがい
いろいろな分野がある中でも運動の敏感期に合わせて、折る、絞る、握る、拭く、閉める、切る、貼る…など、発達に欠かせない動作を日常生活の練習というおしごとを通して、子ども自らが選び、集中してやる、という話にとても共感を覚え、以来出来る限り家の環境を整えて実践しています。
モンテの机上活動でやっているのはどちらかというと微細運動メインだと思います。
 
そして、もう1つの軸、宇佐川研(発達障害臨床研究会)。
出会いは本当にたまたまで、FBのタイムラインに誰か知り合いがいいね!していて、何だろう?と思って見たのがきっかけです。
取り組みを知っていくほどに、何としてでも研究会に行ってみたいと言う思いが強くなりました。
 
簡単に言うと、発達障害のある子への支援アプローチを学ぶ研究会です。といっても表面的な(といったら怒られそうですが)手法ではなく、正直理論はかなりマニアックで、支援者向け、もしくは私のような若干マニアックな?親向けです(笑)
 
それでも意を決して、昨年(2017年)9月と11月に兵庫県西宮市であった関西初の研究会に参加してきました。
参加者はほとんど支援者の方で、親はかなり少数派でしたが、触覚防衛、平衡感覚、固有覚、などの仕組みから始まり、目の前の子どもの困りごとがどうして起こっているかが(私にとっては魔法のように)わかり、今我が子に何を支援すればいいかヒントをたくさんもらえました!まさに目の前の霧が晴れた気分になりました!!
 
理論はマニアックですが、やることは家庭で親子でできることがほとんどです照れ
 
興味がある方は、詳しい内容はこちらを見てもらえればと思います。
 
 
淑徳大学の故宇佐川浩先生が提唱された「感覚と運動の高次化理論」に基づき、発達臨床にこだわって、実践に必要な知識や理論を学ぶ場です。
会長の木村順先生(OT)は本を何冊も出されてますので、読まれた方も多いのではないでしょうか?
まず最初はこれ↓がわかりやすくてオススメです!
 
 
基礎感覚のつまずきからうまれる、障害のある子どもたちの生きづらさについて知りたいと思われる方には是非一度!参加してみてほしいです。
 
親としての立場から言うと、全国の療育や特別支援に関わる学校の先生たちがこの研究会の内容を知ってくだされば、どんなに子どもたちが助かるか、生きやすくなるか…本当にチラシを配って歩きたいぐらいです(笑)
 
今年は代表の植竹先生が、全国津々浦々回られるそうで、近々だと2/18(日)に宮城県で研究会があるそうです。(私はさすがに行けませんが、近畿での開催にはもれなく参加予定です)
過去の情報のため線で消しておきます↑
 
 
ずっと宇佐川研のことは書きたかったんですが、素人の一母親がうまく説明できる自信もなく、書けずにいました。
でも本当に素晴らしい考え方は本当に困っている人、困ってる人を支援したいと思ってる方に伝わったらいいなと思い、今回思い切って書いてみましたチュー
 
何か引くほどアツい内容になってしまいすみませんニヤリ
 
余談ですが、モンテッソーリや宇佐川先生の書籍を読み漁る中でとんでもない奇跡のつながり(大袈裟w)を発見したんです。
 
この本↓

絶版になっているとても古い本ですが、この中に宇佐川研の故宇佐川先生がモンテッソーリ教育の考えを元に障害児に関わった臨床の記録が載っていたんですびっくり
 
見つけた瞬間鳥肌が立ちました宇宙人
宇佐川研は昔からモンテッソーリ教育との関わりが強かったんです足
私が偶然とはいえこの2つを拠り所にしたのは、間違ってなかったと思いましたえーん
 
これからも宇佐川研とモンテッソーリにお世話になりながら、長男に向き合っていこうと誓った瞬間でしたお願い
 
長ーい記事を読んでくださって、ありがとうございましたラブ
 
(5歳0ヶ月)
 
四角オレンジ四角オレンジ四角オレンジ
 
ハマったらとことん突き詰める性格なのもあり、
その後ずっと宇佐川研には関わらせていただいており、
気がつけば2021年からはオンラインサロンにて
月1回のウェビナー講師やミニ講座の配信をさせてもらっていますスターお願い
 
感覚統合とモンテッソーリの親和性を活かした実践をこれからも発信していきたいと思いますびっくりマーク


宇佐川研のアプローチを

始めた頃の長男(4歳)