阪神・岡田監督が久しぶりにほえた。「まだまだ落ちるよ」と原巨人を一刀両断し、セ・リーグは混戦となると予言。「こんなに負けていて首位とのゲーム差が6.5しかないのか、という感じ。決して不可能という数字やないな」と逆転優勝への色気までみせた。

 一時は首位・巨人とのゲーム差は12まで開き、借金も2ケタ寸前(最大9)に膨らんだ岡田阪神。「もう落ちるところまで落ちた。あとは、上がるしかない」(岡田監督)と半ばヤケクソ気味に2軍から桜井、庄田、坂といった若手を抜擢(ばつてき)して、潮目が変わってきた。

 さらにここにきて巨人の失速という追い風が吹き、指揮官のボルテージも上がる一方だが、「いや、もっともっとおかしくなるぞ」と岡田監督、さらなる巨人の凋落を確信しているという。

 15日の巨人-広島戦の原采配(さいはい)がその根拠だ。

 同点で迎えた7回1死満塁のシーンで、打席に向かおうとした二岡を呼び止め、1軍に昇格したばかりの小関を代打で起用。テレビには二岡のぶ然とした表情が映し出され、小関も三振でチャンスをつぶして、広島に痛~い負け。

 試合前練習が終わり、甲子園球場内の監督室でテレビ観戦していた岡田監督は「考えられんわ」とつぶやき、こう付け加えた。

 「原監督は何を焦っているんや、という感じだった。シーズン終盤の勝負どころなら話はわかるけど、まだまだペナントは続いているからな。二岡? そりゃ、腹が立ったと思うよ。クリーンアップなんやから。あれで監督と選手の信頼関係が崩れるだろうな」

 確かに、岡田監督の采配(さいはい)は全く逆。周囲が何といおうと打撃不振の今岡、シーツを「クリーンアップを任せたヤツ」と起用し続けた。

 どちらが正解とは言いにくいが、いずれにせよ岡田監督にとっての原采配は「オレはできん。こんなことしていたらチームは、おかしくなるよ」というものらしい。

 巨人の失速で首位に返り咲いた落合中日に関しては、「いくら戦力があっても、連覇というのは難しい」と独走するパワーはないと踏んでいた岡田監督。かなり身勝手な『阪神安心理論』だが、岡田監督は本気だ。

━─━─━─━─

仕事なんで本気でないと困るんだが。

人のこと言う暇は阪神には無いと思うがね。

打てない今岡、シーツに頼れないし、金本半月版損傷しとるし。

落合の高笑いが聞こえてきそう。