「Honey」さんに忘れたデジカメをまだ
取りに行けないから、今日はモカちゃん
とは違う話題をひとつ。
長文につき、読む時間が無い方や興味
のない方はスルーして下さい。
彼との出会いは17年前。
引っ越しをあと1ヶ月後に控えてました。
私は2人めを妊娠中、5か月でした。
マンションから一戸建てになるので、
引っ越しが終わったらワンコを家族に
迎えるつもりでした。
そんな訳で、休日のある日、主人と一緒に
某有名大手のペットショップにとりあえず
下見に行きました。
(その頃はペットショップしか浮かび
ませんでした)
2人の希望はゴールデンレトリーバー。
その頃の人気犬種だから選んだわけでは
ありません。
3歳の長男とお腹の子の為に温和な犬種に
しようと自分なりに調べて決めました。
人気犬種だけあってお店の中央に7~8頭
いました。
どの子も可愛いらしい。
しばらくじゃれあう姿を見ていました。
でも、なんかピンと来ない。
今日は帰ろうと振り返って、ふと他のゲージ
を見ると、3段目の高いゲージからシッポで
はなく、お尻を目いっぱい振って目をキラキラ
させながら私を見ている子とバッチリ目が
合いました。
この子だ!!!!!
それが”ウェルシュコーギー・ペンブローグ”
の康介くんでした。
でも、衝動的に飼うことに気が咎めました。
素人にして犬の知識はある方だと思います
が、その頃はこの犬種が流行る前なので
珍しくて本物に会ったことがありません。
だから、この種類の気質や犬種特有の病気等
についての知識も全くありませんでした。
だから、まず店員さんに説明してもらい、お店に
置いてあった犬の図鑑を読んでみました。
別の店員さんはこの種のメスを2匹飼って
いたので具体的な話を聞く事ができました。
う~ん。。。
でも、まだ飼ってはいけないと思う。
悩んでいると、店員さんが「抱いてみますか?」
ダメ―――――!!!!!
これは罠だ!
誘惑だ!!
抱いたら手放せなくなる!!!
「お昼だから、食事をしながら考えます」
と外にでました。
こんなことを言った自分にびっくり!
なんで考える必要があるの???
妊娠中だよ!
引っ越し前だよ!
このマンションペット不可だよ!
でもお腹がすいてたので、近くのラーメン屋
に入りました。
主人から一言
「どうする?」
私。。。
「まずは、別のコーギーがいつ入ってくるか聞いてみよう」
主人。。。
「もしあの子がうちの子になったら、引っ越す前はどうする?」
私。。。
「まずはマンションの管理人さんに相談しよう」
主人。。。
「出産の時、ワンちゃんどうする?」
私。。。
「訓練所に預けよう」
(この頃は預けるタイプの訓練所が多かったのです)
...って飼う事前提に話し合ってました。
しかも、決定権はすべて私。
いつもこんな感じなんです。
頼りたいのに~![]()
そして、またペットショップに戻ったのです。
早速、話し合った事を質問。
珍しいから次は未定との事。
これだって絶対罠だって分かってる。
店員さん。。。
「抱いてみます?」
主人。。。
「抱いてみたら」
私。。。
手を差し出す
罠にハマってしまった。
その子を抱いたまま。
私。。。
「パパ、銀行はどこにある?」
主人。。。
「道路を渡ったすぐ斜め前にあるよ」
まずは事情を話して、とうとう手付金を払ってしまいました。
帰宅してすぐに管理人さんの所へ。
鳴き声等の迷惑はかけない事を約束したうえで
引っ越し前提だからと特別に認めてくれました。
こうして、我が家の子になったのです。
- つづく -

