「憧れるのをやめましょう」
これは3月に行われた野球の世界大会WBCの日本対アメリカの決勝戦の前に、大谷選手がミーティングで言ったとされ有名になった言葉です。
決勝戦の相手アメリカは、野球の最高レベルであるメジャーリーグに所属する選手で構成されており、日本のプロ野球選手もメジャーリーグに対しては、子どもの頃からの憧れ、プロに入ってからもいつか挑戦したい憧れの舞台という捉え方をしています。
これを自分自身に置き換えてみるとどうでしょうか。
憧れの人、憧れの場所、憧れの会社、それぞれあると思います。
大好きなアイドル、いつも応援している選手、いつか行ってみたいと思いながら絶対に難しい場所、宇宙やオーロラなど、わたしでは絶対入社できない誰もが知っている有名な会社など。
そして現実に憧れの人、憧れの場所に接することができたとき、どうなると想像できますか。
おそらく、憧れの人に会えたら何も言えなくなったり、茫然とするだけであったり、普段しないようなことをしてしまったりするかもしれません。
憧れと言うのはそれほど普段の自分とは現実離れしたものであるので、これから戦う相手に憧れの目を持ってしまうと自分の普段の力を出せない、戦う前から心構えで負けてしまう、そういう考えがあって憧れないようにという言葉になったのではないかと思います。
これは夢も同じことで、自分のやりたいこと、なりたいことを夢と捉えるか、目標と捉えるかで実現できる可能性に差が出るように思います。
夢と考えると、叶ったらいいなとか、難しいとは思うけど近づけたらいいなと思うに留まります。
同じことでも目標として考えると、実現できるもの、実現するにはどうすればよいかを考えるようになります。
夢・憧れとして、本当は実現できること可能性を難しくしてしまうのはとてももったいないですよね。
実際にWBCの決勝戦では当初憧れの存在であったアメリカに勝つことができました。
さらに、今日本のプロ野球には、2020年にメジャーリーグでその年最高の投手に贈られる賞を受賞したトレバー・バウアー投手が横浜DeNAに所属していて、昨日巨人戦に登板し、打たれて負け投手となっていました。
これも、試合前にすごい選手、憧れの選手で、対戦するだけで夢のようだと思っていたら簡単に打てなかったんじゃないかと思います。
夢を持つことはいいこと、夢はいつか叶うものとは言いますが、始めは夢だとしてもそれを目標に変えていく、そう意識するだけでもその後の行動に差が出ると思います。
夢は実現します。ただ、夢を夢で終わらせないように、目標にして実現するものとして考えるようにしましょう。