似た言葉に「特徴」と「特長」があります。
「特徴」とは、他と比べて目立つところが良いか悪いかは関係なく、他の人とは違って目立つところをいい、「特徴のある顔」や「犯人の特徴」などと使う。
「特長」とは、他よりも特に優れた点を意味する。特徴の中でも良い点だけをいうため、「新商品の特長」「個人個人の特長を活かす」のように使う。
転職を考えるとき、自分に何ができるのかから考えると、過去の経歴や学んできたこと、これまでの経験を元とすることが多いと思います。
これは、何も知らない、採用する企業側がわかりやすく、この人はうちで何ができるんだろうというときに履歴書・経歴書を見ることからもわかります。
一見客観的とも思える、この経験・経歴も、実は参考程度であり、実際はその場の環境や取引先、会社規模など様々な要因によって発揮されるされないはあるでしょう。
だとすると、せっかく転職や環境を変えたいと思っているのなら、自分の「特性」ってなんだろうと考えてみることが良いと思います。
「特性」とは、そのものだけが持つ性質。特有のすぐれた性質という意味です。
さきほどの、「特徴」「特長」は、「他と比べて」という意味が含まれているので違和感がありますが、「特性」なら「そのものだけが」という意味なので、しっくりきます。
要するに、自分の「特性」ってなんだろう、自分らしさってなんだろうと一度振り返ってみることです。
それは、人や周りと優劣をつけるのもでもなく、良い悪いではありません。
人の話をよく聞くことが自分らしさであり、人に優しくできることが自分らしさであり、整理整頓がきちんとしていることが自分らしさであり、自分自身が得意なこと、当たり前のようにやっていることがあると思います。
それを環境を変えたいタイミングで振り返ってみてほしいのです。
そうすると、今までこういった経験・経歴が多かったけど、実はこっちの方が向いているんじゃないか、今までの経験は、自分のこういった特性と結びついていたということが見えてきます。
そして理想は、新しい環境は自分の特性が活きる場所、自分らしくできる場所だと思いますので、どうすればそういった環境に行けるのかをあらかじめ考えるきっかけになります。
経験や経歴だけだと、実は自分らしくなかった、何となくキャリアを積んでしまったということもあるかもしれません。
例え経験が浅くても、自分らしさが発揮できれば伸びしろは大きいものと思います。
ぜひ、いい機会だと思いますので振り返ってみて下さい。
ちなみにわたしは、今回の転職での自分らしさを考えてみると、新しいことをやるにあたってうまくいけるかどうかを数字で考えていることと、反対に勢いで進んでいるところです。
これまで財務・経理の職務経歴は長いものの、あまり自分に合っていないと思っていましたが、数字で考えることは自分の特性なんだなと改めて思いました。