- 北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)/ベストセラーズ

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著者は安明哲氏です。
北朝鮮の国民については情報が少ないです。
僕自身も国民が核心階層、動揺階層、敵対階層に分かれているということしか知りません。
敵対階層は食料が少ない時などにはまず最初に餓死させられる階層の人たちです。
日本が朝鮮を統治していた時に日本を支えた人、日本から1959~1984年の間に北朝鮮へ帰還した人たちが含まれます。当初は、理想の国という評判だったので帰国者が多かったのですが、次第に実情が知られるようになり帰国者は激減し、1984年に終わりました。
国に対して、つまり金日成や金正日に少しでも逆らった人たちは収容所に入れられます。収容所には2種類あって革命化区域と完全統制区域があります。
革命化区域に入れられた人たちは態度を変えれば外に出ることができる可能性はありますが、完全統制区域に入れられた人たちは絶対に出ることができません。
安明哲氏は完全統制区域で収容者ではなく、彼らを管理するために勤めていた人です。
彼はこの区域に対して次第に疑問をもつようになって脱北して、この本を書きました。
内容は凄絶です。収容者は虫けら以外の扱いをうけてます。本当になんでも行われてます。邪魔だったので車でひき殺す、訓練のために縛り上げて殴打する。著者は直接はみていないようですが、人体実験なども行われているようです。
国のトップが世襲で、一党独裁で、民主主義的な手続きをしない国であるとこのような収容所が国のトップからみたら必要なものなのでしょう。どんなに、アムネスティなどが抗議の声をあげたとしても、結局はこの国の制度が変わらない限りはこの収容所はなくならないでしょう。そして、大国である中国はわざわざ人民義勇軍をだしてまで守った北朝鮮を失いたいわけはありません。また北朝鮮の体制が変われば多くの難民が出るでしょうので、中国、韓国は大きな問題を抱えます。
はぁ・・・って感じです。
P.S. この区域で生まれた人の記事です。
http://www.theguardian.com/film/2013/sep/19/north-korea-prison-camp-14-documentary
