―あの時、誰かに
「大丈夫」
って言ってほしかった―
わたしはシンママ、
ひとりぼっちでした。
誰にも言えなくて、
助けて、とも言えないから
助けも来なくて、
でも
お願いだから
誰か…
そう心の中で叫んでも、
誰も現れない。
「母親が決断することで
子どもの人生が決まる」
そのプレッシャーが怖くて、
眠れなくて、
考えすぎて、
心配性で神経質で
被害者意識が強くて
(当時はまだそんな言葉
知らなかったけど)
だけど、
考えることをやめることすら
できない私がいました。
私は、そのときの私に
「大丈夫」
って言ってあげたかった。
今、あなたがもし、
あの時の私と同じように
ひとりで
悩んでいるのなら、
私がその
「誰か」になります。
だからあなたは、
「もう自分を責めないで」
って伝えます
「怖かったよね」
「でも今のその不安も大丈夫だよ」
って。
“誰にも言えなかったあのときの気持ち”を、今私はずーっと代弁してあげてるんです。
それは「愛」とか「使命」とか
そう言う話しじゃなくて、
自分が体験した痛みを
、誰かの助けに変えられるのなら、
もうそれでいい。
その一心なんです。
何かを教えたいんじゃない。
良い母になれって言いたいんじゃない。
がんばれとも言わない。
“ただ、あのときの私みたいな人に
寄り添いたい”
その一心なんです。