こんにちは![]()
現在の日本社会において、学校教育が一つの「正しい道」として信仰のように捉えられている現状があると思っています。Xを見ていると学校行かなきゃ信仰のつぶやきが多いと見受けます。
「学校に行かなければならない」とか、「標準的な道を歩まなければならない」という考えが強調されることで、子どもたちが自分の道を自由に選び取ることに躊躇するようになり、結果として自己実現の機会を失っていることも少なくありません。
例えば、学校の勉強では、答えが一つであるとされる教育が行われたていますから英語も数学も理科も答えを一つにしています。国語では模範解答があり、これに従わない解釈は「間違い」とされます。
また、失敗があったときには、教員が犯人探しを行うこともあり、始末書みたいなものを書かされたり、連帯責任を取らそうとしたり、これが「正解が一つである」という考えを植え付けてしまっていると危惧しています。
このような教育は、知らず知らずのうちに「人生には唯一の正しい道がある」という誤った信念を子どもたちに教え込んでしまっているのです。
事実あなたはどうですか?
正解は一つと思い込んで探し求める旅をしていませんか?
正解は、全部正解なのです。コレ信じられないかもしれませんが、これまでの生き方とは真逆の時代が到来していることを覚えて置いてください。
余談ですが、みんな顔違いますよね?親子なのに好みも違いますし、捉え方も違います。持って生まれた能力も、気質も環境も違いますから、
[うちの家系]という大きな括りで子どもをみると大変な過ちを犯します。
そうしますと、例えば成功ルートというものも、同じではないのです。うちの家系=遺伝子で見ると、(成功ルート)は同じであるはずだというフィルター、先入観や認知のバイアスがかかってしまい、
子ども本人のありのままを見ることができていないんですね。。。
そのために、先入観は要らないと排除していただき、みんな違って当たり前よね、ちがっていいよね、と思った方が、みんなが気楽でいられるということです。
戦後教育と「支配されること」を当たり前とする価値観
GHQによる戦後の教育改革や、宗教、メディアを通じた影響により、隷属意識を植え付けられ、日本人のアイデンティティや自主性が大きく貧相に変えられました。
日本人は「支配されることを当たり前」と考える教育に取り込まれ、自分の考えや行動を自由に選ぶ力を失いました。この影響は今でも残り、学校教育が「正しい」とされる価値観が深く根付いているため、親も子どももそれに縛られたままであることが多いと感じます。
親子ともに「唯一の正しい物差し」を捨てることが大切
「唯一の正しい物差しは存在しない」ということを、まず親自身が理解し、子どもに伝えることが重要だと思っています。
学校や社会が「正しい」とする価値観が、必ずしも個々の幸せや成長に合致するわけではありませんよね。親も子どもも、それぞれが持つ価値観や目指す道を尊重し合いながら生きていくことが、子どもたちのエフィカシー(自己効力感)を育むために欠かせません。
不登校という選択肢を取ることで、家庭の中で親子が一緒に新しい価値観や学びを見つけ、エフィカシーを高めることも可能です。
教育は学校だけで行われるものではなく、家庭でこそ大切な学びの場があると実感しています。それは10代までに限ったことではなく、家族であるなら大人になっても互いを尊重し合うことは必要だと思っています。
家庭で子どもと対話し、総合的な力や想像力を育むことが、子どもが自由な心を持って成長するための基盤となります。
そうはいっても、忙しくて、、、と聞こえてきそうですが、一日10分だけ、と決めてしまえば良いのです。強制することはしませんが、10分だけお話ししようというスタンスなら、子どもも付き合ってくれると思いませんか?
親自身が捨てるべき「恥の文化」と「我慢の美徳」
日本の「恥の文化」や「我慢が美徳」という価値観は、過去の記憶や経験に縛られた親自身が無意識のうちに子どもに押し付けてしまいがちです。これらの古い価値観は、もう捨てる時期に来ています。
人間の脳は無意識のうちに過去の記憶やパターンに縛られ、不自由さを助長してしまう傾向があります。そのため、親が自らの価値観を見直し、子どもに自由な生き方を許容することが必要だと断言します。
今考えていることや悩んでいることは、ほとんど過去の記憶を元にしていますよね?脳は過去の延長でしか考えられないので、新しい発見やひらめきに出逢うことは、考えること、悩んでいる事を一旦やめることなのです。難しいでしょうか?難しいかもしれませんね…。
思考をクリアにするために、考えるのやーめた、、答えは持ってきてくれるからいいや!とパッと手放ししてみるのも一つの方法です。
そうすることで、考え悩みをぎゅっと握りしめていた状態ではなくなるため、新しい発見やひらめきに出逢うことができるのです。
教育は学校だけに任せてはいけない
家庭でできることがあるのに、「教育は学校や塾がやってくれるもの」と思い込んでしまっている親は少なくありません。しかし、教育の責任をすべて学校に明け渡してしまうことは、子どもの命を守るための大切な役割を手放していることにもつながります。
忙しいからと言って、親が子どもと向き合う時間を減らしてはいけません。このひとときは、2度と戻ってこないのです。家庭での対話が何気ないものであっても、子どもの成長や心の自由を支える大切な要素なのです。
親が家庭でできることは、子どもに「唯一の正しい物差し」が存在しないことを教えること、大切にしたいことを自ら考えられること、そんな環境を作ることです。それは決して難しいことではありません。日々の生活の中で、子どもと対話し、親自身も共に学びながら成長する姿勢を持つことが、子どもにとって最も大きなサポートとなると確信しています。
学校に行かない選択は、親子ともに新たな視点を持つことができるきっかけを与えてもらった、そして自由な自分だけの道を歩むことができるのだ、という観点もあってもいいと思ってほしいのです。
親のさまざま観点が、子どもの命を守ると思っています。
読んでいただきありがとうございます😊
私の記事の目的
私の記事の目的は、不登校を抱える親たちが、悩み苦しみから解放するために、考え方の転換をすることです。これには自己愛という自己理解と自己受容を深め、自分を尊重することで自分の軸を確立することができます。溢れる情報や他者に翻弄されることなく、自分の感覚で選択したことに自信が持てるのです。これを自分軸と言います。自分の軸ができると周りの評価に振り回されることがなくなり、子どものありのままを受容れることができます。周りの価値観に左右されず、正しさを求めるのではなく、楽しさや自分らしさを軸にした子育てで、本来の自分の価値観で生き、子どもも健やかな幸せをサポートすることができます。子どもが学校に行くことも大事ですが、一番は子どもも親も自分らしく生きること、そして自己実現を果たしていけることで幸福度を上げることです。家族仲良く平和に穏やかに暮らせるのは"互いに尊重"しかありません。


