情報の非対称性を念頭に置く

戦略的コミュニケーションで

御社の業績を最大化する
社外No.2の今野です。

 

コンサルタントとして

仕事をしていてよく見かける

光景があります。

 

それは、

社長もスタッフも

「いい会社にしたい!」

と心底思っているのに

食い違ってしまう。

 

場合によっては

深刻な対立や相互不信に

陥っていると言う例です。

 

実はこれ、

全然、珍しくないです。

 

むしろ、

見飽きています。

 

お腹いっぱい。

 

こうした「悲劇」を生む原因は

大抵の場合、

情報の非対称という状態です。

 

情報の非対称性というのは

こういうことです。

 

問題の当事者が2人いるとします。
 

ところが、Aさんは知っているのに

Bさんが知らないというような

情報がたくさんあるわけです。

 

当然、その問題を巡る

AさんとBさんの議論は噛み合いません。

 

前提にしている情報が

まるで違うのですから

当然そうなりますよね?

 

これが、情報の非対称性です。

 

四の五の言わずに話を聴け。

こういうケースで

大切なのは、1対1で

とにかく忌憚なく話合うという

ことです。

 

社長はこの時

聞き手に回ってください。

 

ちなみに、この場面で

一方的に喋りまくっている

社長が多いです。

 

「いや、聞いてるよ」

「しっかりはなしを聞いた」

 

と大抵の社長は言います。

 

そういう場合は、

録音してみてください。

 

大抵はほぼ聴くことに

徹したつもりでも

半分以上、社長が喋ってます。

 

しかし、

1対1で喋るならまずは聞いてください。

 

聴くだけ聞いてから、

社長は共有するべき事実と数字

話してください。

 

相手の話への感想とか、

反論とか、

自分の意見ではなく、

 

事実

 

 

数字

 

です。

 

そうすると、

情報の非対称性が解消します。

 

その結果、

スタッフが何を思っているかが

わからない。

という状況が払拭され、

 

社長の判断の背景や根拠が

わからないという、

社員の不信感が払拭されます。

 

 

まとめ

今回は

社内の情報の非対称性を解消せよ。

という話でした。

 

経営者にとって

勇気のいることではあるんですが、

スタッフを巻き込んで仕事を

するためにはこれは必須課題です。

 

人間は同じ情報を持てば

だいたい同じ結論を導きますからね

経営者の判断に納得しやすくなります。

 

大抵は、

経営者だけがもっている情報に

基づいてした判断を、

下に下ろす方式なので、

スタッフからすると判断の背景が

見えません。

 

結論だけ言われて

それを実行するような感じになります。

 

その結果が、

つねに大成功であれば、

スタッフはついてきますが、

上手く行かないことが

あるとそれは必ず不信感に

繋がります。

 

そんなわけで、

経営者にとって情報の非対称性を

解消するのは重要な仕事だと

ぼくは思います。

 

もし、

変革が必要ならご連絡ください。

お手伝いさせていただきます。


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