田仲真治先生の御著書「ブレイン・アップデート」を直筆サイン入りでいただき、早速拝読させていただきました。

 

 

時宜を得た、今このポストコロナの時代に必読と感じられる素晴らしい内容の本でした。

 

著者の田仲先生は、日本人が志(=サムライの心=本質的な生き方)を持ち、そのDNAを再活性化して、立ち上がって欲しいという思いを込めて書き下ろしているそうです。

ブレイン・アップデート(BU)の技術を用いることにより、日本人が目覚めることが世界人類を覚醒に導くための鍵のひとつだとも述べています。

 

文もイラストも、全て田仲先生ご自身が書いたもので、本の随所に先生の素晴らしいお人柄が現れています。

いくつかのイラストの側にはQRコードも付いていて、そこから先生のセミナーの動画を見ることも可能で、BUをより深く学びたい人にとって至れり尽くせりの工夫が凝らしてあります。

そんな参考になる動画のリンクを貼っておきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故、この本が秀逸なのかを2つの異なる視点から述べてみたいと思います。

 

一つ目の視点は、私自身がブレイン・アップデート(BU)の2期の卒業生であり、国際ブレイン・アップデート協会公認の1級セラピストの資格を取得したという視点からです。

資格を得たものの、BUの膨大な知識や原理、精妙な手技を完全に消化して自分に取り入れるところまで至らず、消化不良の思いで卒業しました。

 

でも、そんな私がこの本を手にとって読んだ後、BUの大きな流れがより明確に見えてきました。

田仲先生の膨大な人脈の中で、30年以上かけてキネシオロジーをベースにして東洋医学の経絡理論など様々な技法を組み入れて構築した先生独自の学問を、この本を読むことでやっとその全体像を掴むことができたのです。

 

BUの卒業生は誰でもこの本をバイブルとして読み込むことで、これまで自分が投資したものに見合った結果をあらためてこの本から手に入れることが可能だと感じています。

 

そして、BUの卒業生だけではなく、これからBUを学びたい人にとっても、BUを知るきっかけとしてとても素晴らしい内容になっています。

BUの素晴らしいところは学んだ分だけ成長が感じられることであり、BUを自分のものとするのは全て自己責任であるからこそ、私も自分で行動を起こすことが必須だと感じました。

 

 

二つ目の視点は、私のもう一つの立場である、医師(小児科、内科)からの視点で述べてみたいと思います。

 

私は慶應義塾大学医学部を卒業し、臨床ウイルス学を学び、RSウイルスの研究論文で博士号を取得し、西洋医学を極めつつ、亡父の癌、自らの急性放射能障害の治療を模索している時に代替医療の道に踏み込みました。

さまざまな代替医療を学び、最後にたどり着いたのがBUでした。

 

病の元は、環境汚染から引き起こされ、病気は単一因子ではなく、多因子で起こってくることに気づいたので、一人の患者さんに対しても肉体のケアも多方面のアプローチが必須であり、さらに感情面、魂の部分絡んでくるため、そこを精神科、カウンセラーに頼らず、自己完結して対応できるようにと模索して私の旅は続いていました。

 

そこにBUと出会い、BUが強力な道具となることがわかったのです。

 

BUは肉体、感情、思考の反応パターンを経絡(特に任脈、督脈)を使用したり、潜在能力を覚醒する方法で、思い込みや価値観の優先順位で生まれるスコトーマ(認識の盲点)を外すことができるのです。

つまり、自分を俯瞰的に眺めて自分の思考癖を治せる有効なイメージワーク法にもなるのです。

 

元々、BUのセミナーを受けたかった私の一番の目的は自分の天命を知ることでした。

漠然とした志はありましたが、個人の夢を超えて公のために貢献するもの(=天命)を知りたくセミナーに参加しましたが、沢山の学びを得てはっきりと自分の天命を知ることができたのは、本当にBUのおかげだと思っています。

 

 

私の亡父は先の戦争を経験し、海軍の軍医として従軍し、生きて帰ってきました。

その後私が生まれたわけですが、本当に無口な人で、カリスマ性のある怖い存在でしたが、私には武士道の精神を教えてくれました。

そのため、田仲先生の日本人の精神「志」、サムライの魂が現代日本を救うという考えに深く共鳴することができました。

 

この本を読むことで、戦後の自虐史観に囚われている多くの現代日本人に生きる指標を与えてくれると感じています。

 

BUの卒業生はもちろんの事、BUを初めて学びたい人、天命を知りたい人、日本人の精神である志を思い出したい人など様々な視点での“人間”に対する理解を深めたい方には本当におすすめの一冊です。

 

 

ゆいみらいクリニック院長    由井郁子(ゆい・いくこ)

 

 

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