私の医師としての研究論文のテーマはRSウイルスについてでした。
この研究で、ウイルスの研究方法、感冒ウイルス全般についての知識、実際に患者さんの臨床症状とその患者さんから検出したウイルスの遺伝子解析をすることで、感冒ウイルスの動態について、教科書的な知識以上の知見を得てきました。
RSウイルスについての研究を終了した後、私は代替医療の研究に力を注ぎ、その医療を患者さんの治療に応用できるよう、エネルギー医学やサイコスピリチュアルなアプローチも取り入れるようになりました。
その二つの経験を踏まえて、代替医療の考え方とウイルス研究を結合させ、今回の新型コロナウイルスについて、どのように自分は対応していこうと考えているか、ブログ上で少しシェアしようと思っています。
これから述べることが、都市伝説、陰謀説、とんでも等😆とお感じになる方は、どうぞブログを読まない方が良いと思います。
また、私がとっている方法は、あくまで自己責任で行っている方法で、読者の皆様にお勧めする治療法でも、診断法でもないことを最初にお断りいたします。
このウイルスについて、色々な研究がものすごいスピードで行われ、発表されてきています。
遺伝子解析もあっという間に結果が報告され、海外の報告では「消すことの出来ない人工的な痕跡」をウイルスの遺伝子に見いだすことが出来ると報告している論文や新聞、インタビュー記事も出ました。
(後に、きちんとした査読を受けていないと言う理由で撤回した論文もありますが、私が読んだ限りでは、洗練された英文で、解析結果もきちんと提示されていました。)
国際政治学者の藤井厳喜氏も東大医師の林憲亮先生とともにこの件に関して語っています。
リバースジェネティクスという手法があり、いとも簡単にウイルスを悪意のある(?)ウイルスに遺伝子改変することが可能であることは、研究室に通っていて学んだことです。
(最近いわゆる権威の医学雑誌Lancetにこの陰謀説(Conspiracy)を強く否定する声明文が出たことは知っています😆)
新型コロナウイルスの特徴を複数の論文やインタビュー(文末に列挙しました)からまとめてみますと
1. 発生源はコウモリ由来のウイルスと考えられ、SARS(severe acute respiratory syndrome)ウイルスと近似している。
コウモリから人間を宿主とするウイルスに変化している理由は、ウイルスが体内の細胞に侵入する際に必要なSタンパク(spike glycoprotein)遺伝子にACE2(Angiotensin-convdrting enzyme 2)に結合する遺伝子が挿入されているからで、この部位はSARSウイルスと比較しても3次元の立体的な構造が非常に人間のACE2に結合しやすいそうである(1)。
また、ACE2遺伝子を持つコウモリのコロナウイルスは、2012年までは調べた範囲で見つからなかったようだが、2012年の論文で1種類発見されという(2)。
2. Sタンパク質は、ウイルスの表面に王冠(コロナ)状の突起物を形成し、このタンパク質を受け止める人体の細胞のレセプター(受け皿)=ACE2の数が多ければ多いほどとりつきやすくなり、感染力の強さが決まる(3)。
レセプターとウイルスのわかりやすい解説と図がこのサイトに載っているので参照されたい。
3. ACE2とは、人体の色々な臓器の動脈、細動脈、小静脈に分布し、特に心臓、肺、腎臓に認められる。この細胞表面に存在する酵素が新型コロナウイルス、さらにインフルエンザウイルスの侵入部位となる。
インフルエンザウイルス(H1N1、H5N1、H7N9)が起こす急性肺障害はACE2が関与しているらしい(4)。
4. ACE2はレニン・アンギオテンシン系の血圧調整に関わる酵素で、心臓機能を調整し保護作用があるので、高血圧、心臓循環器系に障害のある人はこの酵素活性が高い(4)。
5. 新型コロナウイルスで重症化した人は、高血圧や心臓循環器系の疾患に罹患していた方の割合がかなり高い(4)。
6. このウイルスは潜伏期間が24日とかなり長い場合もあるらしく、ドアノブのような平坦な表面では9日間生存しているという記事もある。日常生活でものにタッチしないで生活することは不可能で、隔離観察期間が14日というのも短いかもしれない(5)。
7. このウイルスは、咽頭、下気道分泌物以外にも、唾液から、また、遺伝子は血清、便にも検出される(6)。
8. 無症候性キャリアーの可能性を指摘した論文では、全く無症状の20歳の女性(武漢在住)と接触した人が全て発症していたが、発端の女性は一度ウイルス検査のPCRが陽性となったけれども、すぐその後陰性化したと報告している(7)。
ドイツでも、症状が全くなくウイルスを排泄している症例の報告が出ている(8)。
9. 検査室によっても違う可能性はあるが、ウイルス検査の陽性率は決して高いものではない。検査には必ず、フォールス・ネガティブ(実際存在するのだが、その時点での検査では検出できないこと)がつきものである(9)。
10. いったん肺炎などの症状が回復しても、その後再び再燃のような形で重症化する例があるようだ(10)。
以上の知見から、非常に感染力の強い新型コロナウイルス感染を避けることは至難の業ではないかと考え、私が今とっている行動を述べてみます。
基本的に、自己治癒力、免疫力を高めることに重点を置きました。
1. 私は医師でこのウイルスと遭遇する可能性は、一般の人より高いので、診療室は常に感染症に有効とされるアロマオイルを噴霧しています。
2. 外出は極力控え、空調が全ての部屋に循環するような閉鎖された空間へは行かないようにします。
外出の際はマスクにアロマオイルを垂らしてマスク、出来れば花粉症対策用のゴーグルをして、マスク自体にウイルスをカットする効果はないので、咳エチケットのためと考えています。
3. AIDSウイルスに全く感受性のない人(ウイルスに対するレセプターがない)が少数ですが存在します。
このウイルスにもそのような人(ACE2の変異?)が存在する可能性はあると思いますし(希望を捨てず💕)、感染必ずしも発症にならないよう、免疫力を高める方法(腸内環境を整える)を色々実行していきます。
罹患する年齢によっても水痘の重症度が違うように(大人での初感染の方が重症化する)、個体の免疫が暴走状態(アレルギー、自己免疫的侵襲)にならないようにすることも重要と感じています。
4. 日頃免疫力維持のため、環境毒素を摂らない引き算と、オーガニックの食材を取り入れ、良質なサプリメントは補給していますが、現在は日本オーソモレキュラー医学会の提唱している方法に準拠してサプリメントを摂っています。
5. その他免疫を高める方法として、良質な睡眠(最低7時間は必要・もちろん睡眠薬はなし)、適度な運動(マラソンなどのハードな運動はかえって免疫力を落とす)、笑い(無理にでも笑う、その自分に笑うことでも可😆)、日光に当たること(特に眉間に太陽のエネルギーをいただく)、隙間時間の深呼吸で血流循環を整える等々。
6. いわゆるRNAウイルス(新型コロナウイルスもRNAウイルス)は変異の速度が非常に速いので、抗ウイルス薬と言われるものは耐性の出来てくる可能性が高いと考えます。抗ウイルス作用のある、植物由来のサプリ、アロマオイルが耐性が出来にくく、植物に対してアレルギーがなければ副作用もないので安心して使用できると考えています。
7. ヒト・リコンビナントACE2(遺伝子組み換えによって人体に使用できるように作成されている)が心筋肥大、線維症、炎症や血圧の抑制に用いられているようですが、この薬が日本で入手可能であれば、これを新型コロナウイルス感染重症例に静注して、おとりとしてウイルスを吸着させる方法はありでしょうか??(4)
8. ウイルスは限りなく小さい寄生体で、細胞内に住まないと存続できないと考えられている生命体(?)です。物質が小さくなると、粒子としての性質より波動(振動)としての性質が優位となります。ウイルスは波動と考えるとホメオパシー(同種療法)を含めたエネルギー療法が有効と考えました。
9. 波動機器の中では、コロナウイルス(通常のコロナウイルスで、新型コロナウイルスの波動ではないです)に対する波動コードが存在するので、それを転写している波動水を日常的に摂取しています。
波動的には、ホメオパシーの原理から大まかでも効果が出る可能性はあると考えています。
麻疹ウイルスに対しては、波動水は劇的に効いたことを経験しています(EBMではないですが。)
また、古武術の師匠達から教えていただいた、エネルギー療法がRSウイルス、アデノウイルス、等に有効であった経験もあります。
10. 「始めに意識ありき」と意識=情報が肉体に影響を及ぼしますとブログで述べましたが、心の持ちようが免疫力、自己治癒力を左右すると考えています。
新型コロナウイルスに対して、活動を促す感情は、私の検索では恐れではなく「怒り」で、それに対し、活動を鎮めるものは「無条件の愛」でした。
”I can feel your anger. ” Dark sideに落ちないように😆気をつけようと思います。
”Unconditional Love” 私はペットを飼っていて、彼らが示す無条件の愛に常に触れているので、その波動を体感して、自分も実行するように心がけようと思います。
かなりぶっ飛んだ話をしているとお感じになった方もいらっしゃると思います。
単なる私のつぶやきとして心の片隅に留めおいていただければ幸いです。
参考サイト
(1)http://engine.scichina.com/publisher/scp/journal/SCLS/doi/10.1007/s11427-020-1637-5?slug=fulltext
(2)https://jvi.asm.org/content/86/11/6350
(3)http://engine.scichina.com/publisher/scp/journal/SCLS/doi/10.1007/s11427-020-1637-5?slug=fulltext
(4)https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3537961
(6)https://www.bmj.com/content/bmj/368/bmj.m627.full.pdf
(7)https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2762028
(8)https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMc2001899
(9)https://www.youtube.com/watch?v=OMA81hVNDAQ&t=115s
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