もうすぐクリスマス | 神さまの抱っこ

神さまの抱っこ

まだまだ子供な私の守拙の日々

クリスマスが近づくと思い出す事。



中学生の時のイブの夕方、近所の大型スーパーで母とバッタリ。


私の顔を見るなり、


「ごめん!私よ。もう限界~」って言われたと。


こっちは、なんのこっちゃ?と思ってたら・・・


母は自分がサンタだった事を言いたかったらしい。


私はこれを聞いて心にポッカリ穴が空いちゃった(ノ_-。)


何を隠そう、中学生までサンタさん、いるって思ってました(;^ω^A


よく考えればわかりそうな事なんだけどね~



母は商売人の家庭だったから、親から手を掛けられていない。


だから、普通の家庭のイベント、ひな祭りとか、誕生日とかを


あんまり重要視していない。


親の気が向いた時に、急にオーダーで洋服を作ってくれたかと思えば


卒業式には気が回らなかったらしく、普段着だったり。


情緒のない家庭だった模様。


そんな母が子供のころ、クリスマスだけは、中洲で飲み歩いてきた私の祖父が


とんがり帽をかぶって、店のスタンドやら飾りやらを手に持って


帰ってきてたらしい。


店から持ってきたものは、後日の請求に含まれてたハズ(笑)


スタンドやらはどうでもよかったと思うけど、


その楽しい雰囲気だけは母も覚えていたんだと思う。


だから、クリスマスだけは一生懸命やってくれたんだね。


妹と私が寝静まった頃を見計らって、毎年こっそりプレゼントを置く。


物心つき始めた私たちは、家のどこかにプレゼントが隠されてないか探したし


トラップまで仕掛けてたりした。


そんな中、サンタさんを楽しみにしていた私たちの為に


白状したい気持ちを抱えながら、こっそり部屋に入る。


うわ~大変そう・・・



大型スーパーで偶然会ってカミングアウトした時


ホッとしただろうね。


その時は私も悲しかったけど、いつまでも信じてる訳にはいかんしね。


潮時だったのね~



母は母なりに私たちを愛してたんだね。


かなり不器用だけど。


クリスマスは母の愛情を思い出す日。