母から１通の封筒が届きました。
朝から
「手紙を送ったから確認してください」
と何度も電話やメールがあったんです。
ホントしつこくて
「なんか変な手紙だったらいやだよ
」と嫌みを言ったほどです
私、母からの電話出られるようになったんです。
まだ無視したり、イヤな気分になることもあるのですが
それをちゃんと母に伝えられるようになりました。
「イヤな内容の話は聞きたくないし、
電話出たくないときはでないよ。」って
めっちゃ冷たい娘ですが
私は今までそれができなくて
我慢して話を聞いて
勝手に母を嫌いになっていたから
素直な気持ちを話せるようになった今の方が気が楽です。
母はそんなときは
「あら、そうですか。ごめんなさい
」とさみしそうに返事をして、しばらく音信不通になるパターンだったんですが
最近
「やりたいことをやる。
やりたくないことはやらない。
いいたいことは言う。
を私は実践してるんだよ」
と伝えたところ
その言葉が珍しく母の心に残ったらしく
母から
「イヤでも電話にでてほしいです。」
と意外な言葉が返ってきたことがあり
私はなんだかうれしかったです。
母も言いたいことちゃんと伝えたんだなって。
なんだかうれしかったです。
そうそう。
今年の夏休みは母の元へ３回も会いに行ったんです
これもまたすごいこと。
半年に一度、イヤイヤ会いに行っていたほど
母の顔を見るのを避けていた私でしたが
今年は夏だけで３回ですよ！
行ったとしても３０分ほどで慌ただしく帰るとか
お小遣いもらっただけで逃げるように帰るとか
ひどいもんですが
母はとてもうれしそう。
孫たちの顔を見て笑ってる。
うるさい子たちだねーって笑ってる。
最近は大好きなアーティストのDVDを見れるほど
気持ちに余裕が出てきたみたいで
母にも変化があるような気がします。
母はちゃんと前を向いてる
大丈夫。
そんな風に思えるようになった。
ものすごい気合いを入れないと会いに行けなかった頃と比べたら
私の中でも大きな変化があった夏でした。
そうそう。話は戻って
母が送ったと言ったお手紙というのは
お金でした
三千円入ってました。
「お兄ちゃんの風邪は大丈夫ですか？
＊お兄ちゃん風邪引いてました。
みんなが大好きな桃を買ってください。
おだいじに」
ってお手紙が入ってました。
桃は私の一番大好きな果物。
私がお兄ちゃんの産後大変だったときも
母は私に大量の桃を送ってくれたんです。
そんなことを思い出しました。
いつもはメールで済ますところ
すぐにお礼の電話をしました。
母「ちゃんと高い桃買うんだよ！
あんたのことだからケチって安い桃買いそうだから。
おいしい桃買って食べなさいね
」って。
私ありがとうと言いながら泣きそうでした。
電話を切ったあと泣きました
本当に心からのありがとうがでてきた。
愛がたくさんつまった三千円だった。
旦那さんにすぐに電話して
もも買ってきてもらったよ。
何も言わずとも
１つ３００円もする桃買ってきた！
高っ！！！
このお金はぜんぶ桃を買うのに使うよ。
ありがとう、お母さん。
私とお母さんの距離が少し縮まった夏でした。