リッチオール社長栗原亨ブログ -210ページ目

出すぎたクイ

サーカー日本代表の試合は良く見るが、中田英寿が引退してから特に好きな選手もいなかったのだが、久々に凄い選手が出てきたと思った。




名前は<本田 圭佑>だ。



ニュースとかでも結構やっていたので、知っている人も多いと思うけど、中村俊輔とフリーキックで揉めた彼だ。



まだまだ知名度は日本では少ないけれど、間違いなく今後の日本を支える男である、と直感的に思った。



ワールドカップでは、それこそ世界中を驚かすようなビッグプレーを連発してくれるだろう。



やっぱり20代そこそこで、海外チームでレギュラー張ってるの男は違う。



フリーキックの名手、中村俊輔に「ここは当然俺でしょ。」と言ってしまうところが良い。



彼を「生意気だ。」と言う人間も多くいるだろう。



しかし僕はそう思わない。



大仕事をやってのけるのは、歴史的に見てもこういうタイプの人間だ。




海外では自己主張が強いのが当たり前で、自己主張の強くない人間にはボールすら回ってこないのが普通だ。



本田からすれば、自分が蹴れば決める自信もあっただろうし(実際海外で決めてるし)、蹴らせてくれと言って当然というところだろう。



はっきり言って、みんなの眼から見たら違うと思うかも知れないけれど、僕の判断では中村俊輔のピークはとっくに過ぎている。



なのに、今までフリーキックは彼の独壇場だった。



チーム内が馴れ合い体質で、中村俊輔を押しのけて「俺が蹴る」という奴がいないのが問題だったのだ。



今すぐに日本代表は、中村俊輔ではなく、本田圭祐をチームの中心に据えるべきだと思う。



日本人は文化的に、競争を好ましく思わない文化があり、過剰な自己主張は良くないという文化があった。



それよりも、調和を重んじ、自分から前に出るのでなく控えめなのが良いとしてきた。



ある場面ではそう思う。外国にはない日本独自の良さだと思うから。



でもある面、日本人のほとんどが「出るクイ」になるのを恐がって自己主張しないのでは、とも思う。



とにかく日本人はおとなしい、と言うのが、外国からの一致した見方だ。



日本には古くから「出るクイは打たれる。」と言うことわざがある。



目立ちすぎたり、自己主張しすぎるとたたかれるという意味だ。



しかし外国にはこんなことわざもある。



「出すぎたクイは打たれない。」



つまり、中途半端に自己主張したり目立つからたたかれるのであって、周りがたたけなくなるほど、突き抜けてしまえばいいじゃん!



といったとても前向きなことわざなのだ。



競争を嫌う草食系男子が増加中の日本で久々に見た肉食系男子だ。



しかも自己主張だけでなく、実力の裏づけもある。



競争や競うことは人間の本能で、競争によって進歩してきた。



最近、ゆとり教育の影響か何か知らないが、幼稚園とかで競争はせず、勝ち負けをつけるのをやめましょうみたいな空気が一部あるらしい。



人間にとって勝ち負けは大事なこと。



勝つことで、努力の価値を知り、負けることで自分の足りなさを知る。



本田には是非、出すぎたクイになってもらって日本代表の中心になってもらいたいと思う。