歴史ドラマ大好き
明治時代、商いでこの国を変えた女主人と大番頭がいた。
神戸を舞台に小さな砂糖問屋「鈴木商店」は、日清、日露戦争の時代の波をとらえて、
重工業を中心に経済が発展していく日本を資材調達・輸出を手掛ける
総合商社として、急成長した。
総合商社として、急成長した。
鈴木商店は、大正期に日本一の年商を誇った“幻の総合商社”と言われ、
大正6(1917)年、売上は当時のGNPの1割に匹敵し、三井、三菱を圧倒し、
日本一の総合商社だった。今でこそ、鈴木商店の名前はないけれど、
鈴木商店を源流とする一流企業が数多く残っている。
神戸製鋼や双日、帝人、日商岩井、日本製粉、J-オイルミルズ、ダイセル、
昭和シェル石油、サッポロビール etc。
明治から昭和まで駆け抜けた近代の日本の歴史の勉強にもなります。
⇒鈴木商店のすごさについての解説はこちら
日本一の総合商社だった。今でこそ、鈴木商店の名前はないけれど、
鈴木商店を源流とする一流企業が数多く残っている。
神戸製鋼や双日、帝人、日商岩井、日本製粉、J-オイルミルズ、ダイセル、
昭和シェル石油、サッポロビール etc。
明治から昭和まで駆け抜けた近代の日本の歴史の勉強にもなります。
⇒鈴木商店のすごさについての解説はこちら
女性の参政権すらない厳しい時代に、「鈴木商店」を大商社にした
優しさと気骨あふれる女主人鈴木よね役に、
理想の上司No.1の天海祐希さん、
知恵者の大番頭金子直吉に、芸達者な小栗旬さん。
ほか、天海祐希さんのけちんぼ旦那役に くせのある演技をさせたらぴか一の
生瀬勝久さん、年季の入った女中頭に泉ピン子さん、
けちんぼ旦那の隠し子に かわいい相武紗季さん。
相武紗季さんと 天海祐希さん、との対決シーンがかっこよかった。
テレビドラマにしておくのはもったいないほど、凝っていて、ストーリー展開もよく、
見応えあるドラマでした。大正時代のお着物も素敵だし、ロケセットも立派でした。
今回、古い明治大正のビルは北九州市でロケをしたとのこと。
↑北九州市フィルムコミッションサイトによると、「お家さん」
のロケMAPをくばっているようです。
「お家さん」公式サイトより▲
理想の上司No.1の天海祐希さんが演じるから、
商店が大きくなるチャンスにかけるキップのよさが気持ちいいです。
奉公人においしい食事をさせれば、よりいい働きをすると
怖いけちんぼの旦那に嫁入り早々、直談判したり、よねによると、「商売は人」とのことです。
ドラマからよい言葉もたくさん学べます。
奥様と呼ばれる立場にありながら、奉公人のように、雑巾がけや炊事、繕いものなどに
一生懸命に働きます。商売の神さまはきれいなところが好き。だから雑巾がけが一番大切な仕事だと奉公人に率先して教えたり、
大番頭金子直吉役の小栗旬が大失敗をして、
命運をかけるシーンが何度かありますが、そのたびに強いきずなで信頼し、
どーんと来いとお金の算段をお兄さんに取り付けたり、度胸もあります。
女性の生き方として、こういう素敵な女性が
日本にはたくさんいて、日本が発展する歴史を支えてきたのだと
日々、お母さんだったり、介護だったり、家事であったり、店員や勤め人であったり、
いろいろな立場で働いていると思うのですが、元気ももらえるドラマでした。
そして、楽しみだった、天海祐希さんのトークショー
お写真は撮れなかったので、ニュースサイトで記事や
素敵な天海祐希さんの写真をお楽しみください。
実際は、とても細くて、女らしく、素敵な方でした。
下記サイトにもあがっていますが、集合写真も撮りました。(*^^)v
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walker plusより・・・
「お家さん」番頭との恋愛関係は? 天海祐希『小栗旬君なら考えます
〈速報〉原作玉岡氏「お家さん」天海の演技力絶賛 - エンタメ - 朝日新聞デジタル＆Ｍ
天海祐希、“理想の上司”に違和感「申し訳ない気持ち」 - エンタメ - 朝日新聞デジタル＆ｗ
天海祐希 | Facebook
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トークショーで他サイトには載ってないこぼれ話を書いておきます。
ロケ地の北九州市が気持ちのいいところで、
いつもだったらホテルにひきこもりがちだけど、
今回は共演者とごはんを食べる機会が多く、帰りたくなかった。
小栗旬さんが南吉という人がいつも手ぶらでポケットに商売道具の情報をたくさん詰めていた
（口癖で商売は情報の先取りというせりふもありました）という逸話からポケットにいっぱい
ものを詰めてリアルに南吉像に迫って、演じているといったマメ情報もきけました。
参加者からの質問で、
未亡人になったよねは、小栗旬さん演じる金子南吉さんと恋愛は考えなかったのでしょうか？
強い信頼で結ばれている二人ですが…という質問に対し、
天海さんが、「恋愛より強い結びつき。恋愛より難しい人間同士のつながりだし、
恋愛よりこのほうがずっといっしょにいられる。
最後、鈴木商店が危機に瀕した助け舟にも南吉を切ったら、
助けてやると言われてけれど、最後まで南吉と一蓮托生の道を選んだということです」
天海さんが最後にメッセージをと聞かれて、
「いろいろ大変だけどがんばる。
大きな幸せを得るのは大変だけど、
いつも小さな幸せをたくさん集めて、大きな幸せにしようと思っています。
いっしょにパワフルにがんばりましょう。」という励ましの言葉が
天海さんらしい、女性らしい優しさとあたたかさのあるメッセージだな～と
受け取りました。
「お家さん」公式サイトより▲
人生の勉強になるせりふも多く、また、ロケ地の風景も美しく、もう一度、
5/9(金)夜9時～の 日本テレビ・読売系列の放送を楽しみにしたいと思います
1000本以上映画を見てきたので、録画保存で何度も見返せるドラマですと
自信をもって、書けます。
ぜひぜひ、ご覧ください。
試写のあった東劇は、
歌舞伎座のななめ前にあって、シネマ歌舞伎の上映もしています。
なので、なじみあり・・・ うふふ。シネマ歌舞伎チェック。
今後の上映ラインナップ。
ホットロード 実写化されるんですね☆