クラシコはしびれる。ああしびれる。
クラシコって単語が市民権を得た。
いつの間にかね。
昔はそんなふうに呼ばなかったね。
ルイス・フィーゴが禁断の移籍をした直後のクラシコはNHKのBS1で見た。
もう大昔の話だ。
自分とこのクラブが、こんなふうに世界中から注目されるってのはどうなんだろう。
でも、あんまり関係ないのかもね。
他の誰に見られようとも。
3-0でバルサが勝った試合。
今シーズンの開幕時にはレアル・マドリーの評価は高くてバルサはどん底だった。バルサは開幕前にネイマールが抜け、スーペル・コパはマドリーの完勝だった。
それがいざシーズンが始まると逆。
バルサは開幕から負けなし。ドローのゲームもアトレチコ・マドリーとバレンシア相手のAWAYゲームでまあドローOK。首位をひた走る。
それに対しマドリーはちょいと不安定。昇格チームにまさかの金星を献上するなど黒星ちらほら。クラシコ直前のクラブワールドカップでも優勝したとは言え、圧倒的な強さを見せるには至らなかった。
だから、戦前の予想はややバルサ有利の声が多かった。
もちろん、ダービーにその時の順位やチーム状況は関係ないとか、会場はベルナベウだとか、勝敗を決する要因は様々なわけで、フタを開けないと分からないのがサッカーなんだけどね。
実際、ゲームが始まると試合を支配したのはマドリー。
Cロナの空振り、ベンゼマのポストこつん等決定機を作り出す。
バルサ対策としての中盤のダイヤモンドの頂点にコヴァチッチという策がはまったもよう。
そう、アタシはこういうのに飢えていた。
スタメンが発表され、ちょっとした違和感を感じるようなこと。
この選手はどういう役割なんだろうって予想するワクワク感。
いざ試合が始まって、なるほどって膝を叩く瞬間。
最近のエスパルスにはなかった。
小林監督はそういうタイプの監督ではなかった。
良い悪いじゃなくてね。
相手にあわせて奇策をうつのはハマるとでかいが外れると残念。
ただ、戦前に予想されたメンバー、判を押したようなシステムってのも、また残念。
後半になるとバルサペース。
ハーフタイムにバルベルデ監督が微調整したんでしょうよ。
メンバーチェンジをするわけじゃないけど、試合の流れを変える事ができる指揮官は好き。
選手交替なしにポジションを入れ替えたり、システムを変えることもあれば、ちょっとした約束事の徹底だけで、サッカーがガラリと変わることもある。
ゴトビ監督はハーフタイムの修正がけっこう上手かったな。
長谷川健太監督も指揮をとった終わりの方はできてた。
あくまでも個人の感想。
バルサの先制点はラキティッチのドリブル突破がやはり目立つ。
突破というか進軍。
ピッチの真ん中をかなりの長い距離をドリブルで進んだ。
マドリーの選手は誰か1人あたりに行けなかったか?
これは今期ちょいちょい見た光景だな、アイスタで。
もちろん条件がまるで違うのよ。
セルヒオ・ブスケツが自陣のけっこうヤバいエリアなのにボールをこねくり回した。
こねてさらしてからラキティッチに預けた。
レオ・メッシがDF2枚連れてってた。
パウリーニョがよく分からんポジションをとってた。
ラキティッチと並行して右サイドを走るのはMFじゃなくてSBのセルジ・ロベルトだった。
スアレスくんはいつでもゴールに対してあぶないポジをとる。
ってことでラキティッチにおいそれとチェックにいけないのは分かるんだけど、誰か行けよ、ズルズル下がるなって言いたくなるんじゃないの。マドリー側の人間からしたら。(アタシはマドリー側の人間じゃないけどさ)
そして、それはアイスタで見る光景なのであった。
先制を許したジズー監督は選手交替の準備をする。ベンチにはカードはいくらでもあった。
こっちのペースで始まった試合をハーフタイムの間に形勢を変えられた。
スコアまで動いちゃったんでそりゃ動かざるを得ない。
が、選手交替に踏み切れないのか、ベイルもイスコもいつでもいけるが、まだピッチには送り込まないでいた。単純にゲームも切れなかったけど。
そうこうしているウチに最悪の事態が訪れる。
バルサに追加点を許し、さらにマドリーは1人退場となる。
なかなか選手交替に踏み切れないうちに状況が悪化していまう。
明確なメッセージを送らないといけないって。
これも、今期自分とこの試合で何度か見た光景だなぁ。
最後にバルサは3点目をとる。とりにいってるのか2-0で終わらそうとしてるのか分からなかったけど、結局3-0になっていた。
終わってみたらHOMEで3失点。
これも見たような気がする・・・
別の宇宙で行われているような試合をこうやって楽しめる(?)ってのも面白いなあ。
そんなクラシコ。
バルサが勝ったからそんな事言ってられるんだけどね。
