師匠から大物が続々と | 骨董を愉しむ!グループ「稲ほ組」 Inaho Group ~ 組頭の骨董道~ 

骨董を愉しむ!グループ「稲ほ組」 Inaho Group ~ 組頭の骨董道~ 

普通の会社員が、骨董修行を経て定年後に61歳で骨董・古道具屋さんになったビフォー&アフターの活動記録です。
骨董・古道具好きのおぢさんが繰り広げる骨董道を面白おかしく実況中継しますぅ~(笑)。


【高麗と李朝】

骨董のお師匠さんから朝鮮ものを譲りうけましたぁ!。本物がもつ力を感じます。

《黒高麗徳利》
しぶい~、お酒は2合半は入りそうです。ただ置いておくだけで存在感がっ!。


《鉄絵徳利》
李朝鶏龍山の脇窯あたりで焼かれたのでしょうかね?。 高麗の釉薬が残っているような作風であります。底が厚く作られていますので、この重量感もたまらなくっ!。


《鉄絵耳杯》
初めてですね、鉄絵が描かれているものは。かなりの珍品かとおもわれます。
一見、新ものかと思いましたが、ルーペで観察しますと只物ではないことがわかりました。
どんな人たちが使っていたのでしょうね~。


《粉引徳利》
立ち姿といい、使い込まれ感といい、この絶妙なバランスを保つ徳利に初めて出会いました。口がこれだけ酒焼けするのは、何代にも渡って大切に使われてきました証左であります。


箱も良いですねぇ~。


最近は、眼が肥えてきましたせいか、骨董市でも良いものばかりに目がいきますね。ありがたいことに、店主さんからも「プロの方ですか?」と言われることもしばしば。更に研鑽を積まねば。