「もう いきみ我慢しなくていいから 陣痛がきたら頑張っていきんでねー」と言われ やっといきみ逃しから開放されたという嬉しさと もうすぐ赤ちゃんに会えるという嬉しさから 気合入りまくりでいきむ!がイマイチいきみ方がイマイチよくわからない。
「上手くいきめないです」というと
「う○こするときの要領だよー」
「ああ う○こですね、わかりまっした」とアドバイス通りいきむ!!
「はい頑張ってー上手だよー!」と助産師さん。そのうちに赤ちゃんが少し出てきては引っ込んでいく感じが良く分かったので「赤ちゃん 引っ込んだ?」と聞くと
「うん そうだよー。そうやって降りてくるの。そのうち頭が引っ込まなくなって そしてうまれるよ。」と言われ 早く会いたい一心で頑張る。
相変わらず陣痛は3分間隔のままだったので 不思議と波の合間に助産師さん達と話して笑う余裕があった。
すると先生が入ってきて
「どんな感じ?排臨は?この感じだと生まれるのは6時半過ぎるね、また呼んで」と言い残し 去っていく。
あーきっとマダマダ生まれないんだ(´・ω・`) と思う。そして なぜか夫が部屋に入ってきた。
「やっぱり立ち会います。」といって うちわで扇いでくれたり「頑張れ!」と励ましてくれている。
一人で産みたかった私は「なんでいるのー?」という感じでしたが分娩に集中する(笑)
そうして何回かいきんでいると助産師さんの「あーもう出てきちゃたの!!いきむのやめて良いよ。院長呼んでー」と言う声と共に、足の間から小さな手が見えて
ガラガラガラー!!オギャー オギャー♪
午後5時50分 元気よく ガラガラとうがい(笑)をしながら赤ちゃんが誕生。
赤ちゃんがお腹に乗り その重みに感動!ずーっと会いたかったのよーと 泣いている我が子の頭を撫でて夫と喜びに浸っていました。
このときの感動は素晴しいものでしたよ!今までの痛みなんて一気にぶっ飛びました☆
陣痛を耐えている時は 二度と子供なんて生みたくない と思っていたのに、赤ちゃんと対面したとたんにまた産みたい!と思いました。
先生が去ってからすぐに生まれてしまい、会陰切開も間に合わず 肛門までパックリ裂けたのですが、裂けた痛みは分かりませんでした。
それからしばらくして 「なにーもう生まれちゃったの!!」と院長が登場
私の裂けたオシモを見て 「あれれ、こりゃひどいなー」と・・・。
麻酔をして縫合してもらったのですが、何度もため息をつく院長(゚Д゚ )
「ライスさん、結構ひどいからしばらく痛むかもしれません」と言われました。
裂けたのは、先生が帰っちゃうからジャン!!(゚∈゚*) でも無事に生まれたからいいや♪
分娩所要時間14時間50分。陣痛は14時間、分娩が50分でした。
確かに陣痛は痛くて辛かったけど、乗り越えられるものです。
私は出産前 お産を楽しみたいと思っていましたが、今から思うと楽しむ余裕はなかったけど 陣痛が最後まで3分間隔から縮まらなかった事もあって、パニックにならず落ち着いてお産が出来ました。
LDRの外で待っていた夫と母は 私のうめき声が聞こえるかと思いきや笑い声が聞こえてきたので驚いたとか・・。だから立ち会うのを嫌がっていた夫が 立ち会う気になったのかな?
うめきたくても どううめいたら良いのか分からず、痛いと言うと痛みが増す気がして最後まで声を出さなかったです。
楽しむ事は出来なかったけど、良いお産は出来ました♪