早朝に更新失礼します。
本当はRaphaelチーム全員の声明発表を見届けてから
最後にコメントをしようと思っていたのだけど、
これ以上
応援してくださるファンの皆様に音信不通で心配を掛けるのは心苦しく、
執筆する事を決意しました。
長らくお待たせてしてしまってごめんなさい。
…
４月６日＠原宿アストロホール／rice LIVE にて
《Raphael 再演》の発表から
２ヶ月以上が過ぎてしまったけど、
つい今しがた
ようやく全国の皆から寄せられた
たくさんのメッセージを全て読み切りました。
暖かな応援の言葉
厳しくも愛情に満ちた激励の言葉
戸惑いや不安
それぞれが背負って来た記憶や思い
十人十色、
YUKI × 櫻井有紀 に迷わずぶつけてくれた
たくさんの思いと言葉たちに感謝しています。
今日こうして執筆しようと思い立たせてくれたのは、
他ならぬ皆からのこうしたメッセージ達でした。
当然ながら
寄せられたメッセージ全てが
今回の《再演》に対して賛同して貰えるものばかりではなかったし
中傷的なものもあったけれど
それらをバッシングだとか”否定派意見”だとかっていう
カテゴリでまとめてしまうのは少し違うように感じました。
…言われて嬉しいモノばかりではないし
僕の思いや願いと裏腹に
金銭的な事由や政治的な経緯での《再演》だと判断されてしまったり*
(*再演までに何かしらのメディアを介して話す事になると思います)
ずーっと頭から離れないで
深く刺さっちゃったままの言葉もたくさんあるけれど。
でもそれらの”思い”に対して
「負けない」だとか「逃げない」だとか
抗うような言葉も考え方も佇まいも適切ではないと思うし、
目を背けちゃうのも違うと思うんです。
Raphaelを愛し続けてくれた人々それぞれが思い、抱き、
それぞれが背負って守ってきてくれた歴史と記憶、心の中に
突然 僕が踏み込んだ訳で
言うなれば
長く続いた平穏をまるで侵されたような気持ちになってしまった方々が居たって、
それだっておかしくないんです。
だからどんな言葉でも思いでも、
発起人の僕が受け止めなくては誰も代わりは居ない訳で
それらの”思いのやり場”は他に何処にも無い訳で
是も非も
全てを受け止めるんだとあの日に決意した以上
それが《再演》のテーマの１つでもあると理解し続けなければならないし、
プロジェクトが動き出した以上
どんな思いも言葉も
僕が全て呑み込んで舞台の上まで持って行かねば、
その先には何の答えも見つからないと思うんです。
”悲しみ”には、
【Raphael】という歴史を介して
もうこれ以上独り歩きして欲しくないんです。
昨今、
ネットを中心にリアルタイムではない世代の
華月の死に対する”神格化”が年々強まっているように思います。
１０代での他界がカリスマなのではなく
死や、その壮絶な”逝き方”に対して神格染みた尊厳を問うのではなく
彼が世に残した作品や思想、
彼が生きた歴史そのものに真正面から触れてやって欲しいと思いますし、
その”きっかけ”を生み出すのもまた残された僕等メンバーのお役目であって
導（しるべ）となって行かねばならない清算の時が来たんだと思って居ます。
…
悲しみは消えないのだから、
ひとときも忘れたり和らぐ事もない訳で
だけれどこの12年、
ゆっくりと当時の記憶と向き合いながら
葛藤しながら
それでも時間を経ていく事で
たくさんの[楽しかった記憶]が徐々に蘇ってきて、
この悲しみに向き合う勇気をくれ始めたんです。
…
長らくこの[悲しみ]ってヤツを
自身の内から排除できる方法をずっと考えていたのだけど、
打ち克つべき本質はそこじゃない事にようやく気付いたんです。
”訳もなく泣いてたあの頃”
”今なら上手く笑えるよ”
これはどちらも嘘ではないし、
どちらの心も共存していたっておかしくないって事
数だけで言えば、
悲しみより遥かに多い楽しかった記憶
悲しみの”深さ”に対し、
経た時間や曖昧な記憶といった”数”で打ち克とうと足掻いたって、
どだい指しているものが違ったんです。
やっと気付けた今、
この思いを１人でも多くの仲間に伝えねばと思ったんです。
だから、
来る《再演》の舞台の上では
ありったけの笑顔で皆を迎えなければ、
僕は嘘になってしまう。
想いは風化しない。
忘れない事と、引きずる事は違う。
自分らしく、
舞台の上で決着をつけようと思います。
ここからの約５ヶ月間、
きっとあっという間なんだろうな。
悔いの残らぬよう、
自身の全力を賭して臨みます。
【rice】の夏のツアーが始まります。
今日はその初日。
大切な舞台に立つ前に、
少しでもこの日記が皆の笑顔や安心に繋がれば幸いです。
９月の終わりまでがむしゃらに突っ走って、
全国を周り終えたら、あれから13回目の秋がやって来る。
今の自身に出来る事を
精一杯に頑張ります。
今夜、
ツアー初日が無事に成功できたら、
また間髪入れずにブログ更新するよ。
共に笑って泣いて
そうして今日まで一緒に歩んで来てくれた皆に、
ありったけのありがとうを送ります。
これからも、よろしくね。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
６月21日。
《再演》を発表した、同じ原宿アストロホール。
rice史上最高のステージになる事を祈って。
【Raphael】×【rice】／ YUKI × 櫻井有紀
本当はRaphaelチーム全員の声明発表を見届けてから
最後にコメントをしようと思っていたのだけど、
これ以上
応援してくださるファンの皆様に音信不通で心配を掛けるのは心苦しく、
執筆する事を決意しました。
長らくお待たせてしてしまってごめんなさい。
…
４月６日＠原宿アストロホール／rice LIVE にて
《Raphael 再演》の発表から
２ヶ月以上が過ぎてしまったけど、
つい今しがた
ようやく全国の皆から寄せられた
たくさんのメッセージを全て読み切りました。
暖かな応援の言葉
厳しくも愛情に満ちた激励の言葉
戸惑いや不安
それぞれが背負って来た記憶や思い
十人十色、
YUKI × 櫻井有紀 に迷わずぶつけてくれた
たくさんの思いと言葉たちに感謝しています。
今日こうして執筆しようと思い立たせてくれたのは、
他ならぬ皆からのこうしたメッセージ達でした。
当然ながら
寄せられたメッセージ全てが
今回の《再演》に対して賛同して貰えるものばかりではなかったし
中傷的なものもあったけれど
それらをバッシングだとか”否定派意見”だとかっていう
カテゴリでまとめてしまうのは少し違うように感じました。
…言われて嬉しいモノばかりではないし
僕の思いや願いと裏腹に
金銭的な事由や政治的な経緯での《再演》だと判断されてしまったり*
(*再演までに何かしらのメディアを介して話す事になると思います)
ずーっと頭から離れないで
深く刺さっちゃったままの言葉もたくさんあるけれど。
でもそれらの”思い”に対して
「負けない」だとか「逃げない」だとか
抗うような言葉も考え方も佇まいも適切ではないと思うし、
目を背けちゃうのも違うと思うんです。
Raphaelを愛し続けてくれた人々それぞれが思い、抱き、
それぞれが背負って守ってきてくれた歴史と記憶、心の中に
突然 僕が踏み込んだ訳で
言うなれば
長く続いた平穏をまるで侵されたような気持ちになってしまった方々が居たって、
それだっておかしくないんです。
だからどんな言葉でも思いでも、
発起人の僕が受け止めなくては誰も代わりは居ない訳で
それらの”思いのやり場”は他に何処にも無い訳で
是も非も
全てを受け止めるんだとあの日に決意した以上
それが《再演》のテーマの１つでもあると理解し続けなければならないし、
プロジェクトが動き出した以上
どんな思いも言葉も
僕が全て呑み込んで舞台の上まで持って行かねば、
その先には何の答えも見つからないと思うんです。
”悲しみ”には、
【Raphael】という歴史を介して
もうこれ以上独り歩きして欲しくないんです。
昨今、
ネットを中心にリアルタイムではない世代の
華月の死に対する”神格化”が年々強まっているように思います。
１０代での他界がカリスマなのではなく
死や、その壮絶な”逝き方”に対して神格染みた尊厳を問うのではなく
彼が世に残した作品や思想、
彼が生きた歴史そのものに真正面から触れてやって欲しいと思いますし、
その”きっかけ”を生み出すのもまた残された僕等メンバーのお役目であって
導（しるべ）となって行かねばならない清算の時が来たんだと思って居ます。
…
悲しみは消えないのだから、
ひとときも忘れたり和らぐ事もない訳で
だけれどこの12年、
ゆっくりと当時の記憶と向き合いながら
葛藤しながら
それでも時間を経ていく事で
たくさんの[楽しかった記憶]が徐々に蘇ってきて、
この悲しみに向き合う勇気をくれ始めたんです。
…
長らくこの[悲しみ]ってヤツを
自身の内から排除できる方法をずっと考えていたのだけど、
打ち克つべき本質はそこじゃない事にようやく気付いたんです。
”訳もなく泣いてたあの頃”
”今なら上手く笑えるよ”
これはどちらも嘘ではないし、
どちらの心も共存していたっておかしくないって事
数だけで言えば、
悲しみより遥かに多い楽しかった記憶
悲しみの”深さ”に対し、
経た時間や曖昧な記憶といった”数”で打ち克とうと足掻いたって、
どだい指しているものが違ったんです。
やっと気付けた今、
この思いを１人でも多くの仲間に伝えねばと思ったんです。
だから、
来る《再演》の舞台の上では
ありったけの笑顔で皆を迎えなければ、
僕は嘘になってしまう。
想いは風化しない。
忘れない事と、引きずる事は違う。
自分らしく、
舞台の上で決着をつけようと思います。
ここからの約５ヶ月間、
きっとあっという間なんだろうな。
悔いの残らぬよう、
自身の全力を賭して臨みます。
【rice】の夏のツアーが始まります。
今日はその初日。
大切な舞台に立つ前に、
少しでもこの日記が皆の笑顔や安心に繋がれば幸いです。
９月の終わりまでがむしゃらに突っ走って、
全国を周り終えたら、あれから13回目の秋がやって来る。
今の自身に出来る事を
精一杯に頑張ります。
今夜、
ツアー初日が無事に成功できたら、
また間髪入れずにブログ更新するよ。
共に笑って泣いて
そうして今日まで一緒に歩んで来てくれた皆に、
ありったけのありがとうを送ります。
これからも、よろしくね。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
６月21日。
《再演》を発表した、同じ原宿アストロホール。
rice史上最高のステージになる事を祈って。
【Raphael】×【rice】／ YUKI × 櫻井有紀