極上カレー皿 華麗30種 有田焼、“すくいやすさ”追求
わが家のカレーをちょっとリッチに‐。佐賀県有田町の有田焼窯元7社と有田焼卸団地協同組合(22商社が加盟)が共同で、カレーライスの食べやすさとデザインにこだわった「極上のカレー皿」を開発、11月22日から売り出す。産地の技術を随所に生かしており、30種類の多彩なデザインが目を引く。
開発した皿は楕円(だえん)形(横約27センチ、縦約19センチ、深さ約5.5センチ)で、「カレーを最もすくいやすい曲線」(同組合)を採用。重さは約500グラムで、従来の有田焼より100グラム程度軽い。2カ所の持ち手で運びやすくし、皿同士を重ねやすい工夫もしている。
デザインは現代的な絵柄が中心で、色鍋島風など伝統的な文様もある。価格は1個2300‐1万円。年間10万個を目標に同団地などで売る。小ぶりな子ども用もある。
出典:西日本新聞