こんばんは
ご覧いただきありがとうございます
【夫の病歴】
2011年 下咽頭〜食道がん
2013年 悪性リンパ腫
2017年 下咽頭がん再発
その後、8年前に受けた放射線治療の後遺症で治療法のない『喉頭軟骨壊死』と診断される
2018年4月17日
ピーマンの肉詰めが器官に入ってしまい
危うく窒息しそうになった夫。
翌朝病院に行くと即入院と
なってしまいました。
前回の投稿
夫から入院に必要な物を届けてと
連絡がありましたが
緊急入院で部屋が
空いてないから
今日だけは無料で12階の
1泊107,100円の部屋だって
1泊107,100円
目が飛び出ました
そしてよくらわからない汗も噴出
前回は1泊30,000円の部屋
毎回入れられる部屋が
グレードアップしてるやんけ
怯えながら病院のエレベーターに乗ると
12階はなんと最上階
です
チーン
エレベーターの扉が開くと
そこはいつもの病院ではありません
絨毯敷きの廊下、壁には絵画🖼
廊下の先には大きな木の扉があり🚪
フロントデスクの女性が立っています。
ここはどこ
夫の入院荷物を背負い
完全な場違い感丸出しで
恐る恐るフロントの女性に名前を告げると
「はい。こちらへどうぞ🫱」
とにこやかに微笑んで
重そうな木の扉を開け
奥の通路へと案内してくれます。
扉の奥もやはり絨毯敷き。
ここはホテル🏨
「こちらでございます🫱」
案内された部屋の扉を開け中に入ると
20帖以上はあろうかという
重厚な木の作りの部屋
その広い部屋の真ん中に
ダブルサイズ程のベッドがあり
同じく場違いな夫が座っていました。
も、もしかしてこれは
ドラマで見る政治家が泊まるような
VIPルーム
キャ〜ッ
昨夜夫が窒素寸前だったことも忘れ
おのぼりさん全開で部屋を探索
4人掛けの応接テーブルにソファ
大画面の液晶テレビにクローゼット
キッチンに冷蔵庫や電子レンジ
電気ポットやティーセット
トイレにシャワーに洗濯機もあります
そして高台にある病院の最上階の景観
さぞや夜は夜景が綺麗でしょう
夫がこんなことにでもならなければ
たぶん一生こんな部屋に
足を踏み入れることはできなかった
巡回にくる看護師さんの対応も制服も
キャビンアテンダント風
しかも
心なしか綺麗で若いような、、
まぁ、それは置いといて
ここにいる患者は貧富の差関係なく
誰であろうとVIP扱いしてくれるのね〜
1泊なんてもったいなさすぎる〜
ねぇねぇ
○○(娘の名前)も連れてきて
ここで夕飯食べれるといいね♪
完全に旅行気分です
おっ、いいね♪
昨夜死にかけたというのに夫もノリノリで
スミマセン〜
小学生の娘なんですが
個室なら面会させても
大丈夫でしょうか？
とフロントの女性に確認します。
、、、けれど
申し訳ございません。
小学生までのお子様の面会は
お断りさせて致いております。
と申し訳なさそうなご返答。
そうですよね、、
浮かれてスミマセン、、、
でもこんな世界があったなんて
良い夢が見られちゃいました〜
そんなわけで緊急入院になったものの
比較的元気な夫でしたが
夢見心地はほんの束の間
今回の入院は思いもよらず長丁場
なってしまったのでした
つづく
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