自閉症スペクトラムの診断のある
小1の息子エイトを育てています。
今は、特別支援学級に
元気に通っています
こんにちは
続きになります
館内に入ると、
もう恐竜博モードに
切り替わりました
たまに、
話す声が大きくなったり、
一人でささっとお目当ての場所へ
行ってしまうこともありましたので、
その時に備えて
常に注意していました
でも、やっぱり
恐竜博
本物はかっこいいし、
迫力が違いました
子供達に目は配りつつ、
私も楽しめました。
館内は、人が多くて、
春休みだからか
ちびっ子たちも
大勢いました。
展示物の前の手すりを
くるくる回して
遊んでいる子。
『触らない』と書いてある
棚に触ってしまう子。
興奮して
騒いでしまう子。
大声で
恐竜の名前を叫ぶ子。
去年の今頃、
エイトを連れてきていたら、
おそらくその子たちと
同じことをしていたであろう
エイトさん
というか、
今のエイトが
それらをしないで
大人しく観ていられることが
すごいことなんだと
あらためて
気付かされました。
一つ目の展示室を
観終わり、
次の部屋へ移動してすぐに、
おそらく恐竜好きの
男の子(4〜5歳ぐらい)が
全身恐竜柄のお洋服で
展示室に入ってきました
恐竜の化石を発見
『ママ、みて!
ティラノサウルス』と
会場中に
響き渡る声で
言いました。
その展示室にいた
ほぼ全員がその子を
見たと思います。
その時、たまたま、
エイトがその子の視線の中にいて、
エイトもその子に
気がつきました。
すると、
エイトが人差し指を
口に当てて
『シーぃだよ』と
小声でその子に言ったのです
おお、お兄さんらしいじゃん
と、思いました
が、しかし、
その男の子もなかなかの
強者で、
エイトの小声しぃーでは聞かず
気にせず
大声で話しているので、
エイトが負けじと
『しぃーだよ』
と、今度は少し大きい声で
さすがに
その声はちょっと大きかったので、
私も
『あの子のお母さんが
注意してくれるから
大丈夫だよ』
と、伝えて終わらせるよう
言いましたが
ちなみに、その子のお母さんは
ほかの方とお話ししていて
その子に反応すら
していませんでした
その後も、
展示物の前の手すりを
クルクル回して
遊んでる2〜3歳ぐらいの女の子が
いましたが、
力をグッと入れて
クルクル回らないように
(手すりが外れないように)
支える様子もありました。
『やめろよ!』とか言って
手が出てしまう。
今までであれば、
そんなことが予想されるような
子供だったエイト
どうやったら
その子たちの困った行為を
止められるかを考えて
行動できたことに
心の中で一人
感動していました
その後、
お決まりのショップでは
ティラノサウルスの人形など
お土産ももろもろ買わされ、
常設展の方も少し見てから
帰りました
買ったティラノサウルスを
リュックから顔だけ出して
背負っていたら、
色々な人に
『可愛いね』と声をかけられ
上機嫌でした
そのティラノとは
毎晩一緒に
寝ています
私もそのティラノを見るたび、
確実にエイトは
成長してるんだなぁと
あの時のことを思い出して、
ホッとします
読んでいただき、ありがとうございます
余談ですが、
エイトの食いつきが1番よかったのは、
大きなスクリーンで繰り返し
上映されていた再現映像でした