チーズテイスティングデイ
(というか、私が受験した時・・・ソムリエの時か、エキスパートの時か忘れましたが、二次の論述で、思い切り「Queso Manchegoとは何か」というお題が出たことがありました。
今回のチーズ10種類。
ハイビスカスティーかな?
アイスティーも❗️
それぞれのチーズを、教本で調べて、教本に直接書き込んだり。
あと、こちらにも書き込んだり。
フェルミエさんのカタログもいただくので、それで調べてわかるものは値段や情報を書き込んだり。
(チーズ・プロフェッショナルの二次試験だと、ざっくりの値段も知らないと答えられない問題があるそうです)
とにかく急いでだーっと書いているので、
字が汚くて恐縮ですが、
テイスティングが終わるとこんな感じでびっちりになります。
イラストもね。
描くと、描くことで覚えるので。
こちらは日本のシェーブル「養沢ヤギチーズ」。
あんまりにも資料がなさすぎて検索かけてもほとんど出てこないので、リンク先がいまいちでごめんなさい。
新聞記事みたいなものはあったのですが、製品が一番綺麗に載っていたページをリンクしました。
東京のあきるの市で作っているようです。
日本のシェーブル、最近は少しずつ出てきましたが、
フランスのものと比べてとても優しく、爽やかですね。
綺麗な酸凝固。
「ちょっと熟成が進んじゃってます」と説明がありましたが、
「シャロレ」です。
ボントン型、ってよく言われている、ブルゴーニュのシェーブル。
逆に、熟成が進んだシャロレ、というか、シェーブルってあんまり見たことないので撮影したのですが、
皮に近い部分が、こんなにも透明感が出て、しかも黄色っぽいくなってるものなのですね
ヤギや羊の乳は、カロテンがレチノール(ビタミンA)に変わるから、
白い乳、と言われるのですが。
熟成すると、意外と黄色だなぁ・・・。
食感も変わるのかなと思ったのですが、
なにしろ量が少なすぎてなんとも言えません。
もともとの量が一口サイズなので、
その中の、さらに、熟成されたところだけ選り分けて、
しかも皮は皮で別物なので選り分けて・・・ってなると、
あんまり違いがわからないかも。
これねえ、すごく変わったチーズなの。
それこそ見た目は、ちょっと熟成が進んだ「カマンベール・ド・ノルマンディー」風。
ですが。
香りを嗅ぐと、ずいぶんオレンジ
これは「ファンブリヤー・オレンジリキュール(クープ」というもの。
フェルミエさんで頂いたのでフェルミエさんのサイトの写真を使いますが、こんな感じのチーズです↓
検索すると
「カマンベール+マスカルポーネ」にグランマルニエだとか
「ブリー+マスカルポーネ」にグランマルニエだとか
いろいろ書いてありますが。
CPA協会の会長がやっているお店「フェルミエ」さんのが正解だろうと思うので・・・。
フェルミエさんでは、
「マスカルポーネにグランマルニエを合わせたものを、挟み込んで(←たぶんグリーンチーズですが、「なんのグリーンチーズに」挟み込むのかは不明)、白カビ噴霧で熟成したもの」
と、定義してあります。
「通常310グラム」
と書いてあるので、
もしかしたら、カマンベール(=250グラム)に
60グラムのマスカルポーネ(脂肪なので軽い)を挟み込んでるのかもしれません
グランマルニエは、オレンジリキュール(キュラソー)のこと。
「コアントロー」とか「ボルツのドライオレンジ」とか「ブルーキュラソー」とかいろいろありますが、
「グランマルニエ」はブランデーがベースなので特別
今月のフェルミエ通信。
依然として、ウクライナ情勢のためにチーズが入ってこない状況が続いているようです。
今回も欲しいチーズがなくて💦
あ、でも、私の好きな「アルスア・ウジョア」とか、
ブルーの中で好きな「ブルー・デ・コース」。
あと、テイスティングで気になった「ブエナルバ・ピメントン」
他にも、サント・モール・ド・トゥーレーヌやComtéなど、いろいろ買い込んできました💖✨
ホクホク。
藤咲理香
Blog http://ameblo.jp/ricafujisaki/