フェルミエ・3月のチーズ会
私が尊敬している超あたまのいい人たちが、
早速運ばれてきたチーズプラトー。
うわぁ、春らしい
盛り付け方がすごく勉強になります。
本当かわいい。
これ、私、2019年
(チーズ検定の受験は2020年に入った春でしたが
授業は19年冬からだったと思います)
丹下先生のチーズベイシック講座でこの共働学舎さんの「さくら」に出会って
すっかりハマって、
ワインマーケットパーティーなどで、
なくなると買い、なくなると買い、と。
いくつも買ったチーズです。
ソフトタイプで口溶けが良く、
ほのかな桜の香りに、
うちの母がいつも桜の時期になると
お客さまに「桜湯」を出していたのを懐かしく思い出します。
こちらはイタリアピエモンテで作られているチーズですが、
同じ桜でも、こんなにも違うのかと。
もともと日本から桜の葉を輸入していたのですが
コロナで輸入できなくなってイタリア産の桜の葉です。
日本のものより硬くて、食べることはできないそうです。
こちらはシェーブルだそうですが、
熟成で表皮の下がとろっとろ。
面白い食べ比べができました
そして、これが噂のシメイビールかぁ!
「シメイ・ア・ラ・ルージュ」と一緒に撮ってみました。
ウォッシュチーズっていうのは、いろんなもので洗うのだけれど、
このシメイも、塩水で洗った「シメイ・クラシック」と、
ビールで洗った「ア・ラ・ルージュ」とあります。
このビールと合わせて飲みたいなぁと思ったのですが、
テイクアウトが出来ず、
ここのサロンで飲むだけだそうです。
実は私、ビールが苦手なので、
自宅に持って帰れたら、妹とシェア・・・というか、
一口もらって合わせたいな〜と思ったのです。
なんかねえ。
ここで注文して、
一口だけであと残したらさすがに勿体無い
ああ、このビールで洗ったのかぁ、と、しみじみしたかった〜(´▽`)。
こちらもピエモンテのシェーブル。
こちらはブルーです。
ピエモンテってなんとなく牛なイメージだったのだけれど、
DOP認定されてないチーズって、
結構ヤギが多かったりするのかしらね
ブル・ディ・カプラ。
カブラがスペイン語でヤギだけれど。
カプラってイタリア語かしらね。
カプリコーンか。
ところで。
シェーブルっていうのは、
乳量も少ないし、成分的にあんまり固まらない?ので、
小さいものが多い、とどこかで聞いた気がするのですが。
なんだこの大きさは
私が学んできたのは、せいぜいAOPとかDOPとかの格付けチーズ。
羊のブルーなら超有名なのがフランスにあるけれど、
(あ、ちなみにロックフォールってやつです)
ヤギのブルーなんて聞いたことがない。
しかもこの大きさ。
いろいろ規格外というか、
自分の中の常識がガラガラと崩れる衝撃
本当、勉強になる。
こちらは春らしいサラダ。
モッツァレラのかくれんぼ。
いちぢくとマスタードのサルサを隠し味に、
ワインヴィネガーや塩胡椒であっさりと。
ちなみに合わせたワインは、
白はベッカーさんのシャルドネ。
綺麗な酸味でアルコール度数も12、5%。
ソフトタイプの桜チーズや、サラダによくあいます。
続いて、目を疑うような大量のラクレットと、
ふかしたさつまいも
(これも、一度高温でふかしたあと、
低温でまたふかすと甘みが引き立つと聞いて
トライしてみた、とのことですが美味しかった!)
ブロッコリーに、昨日の美味しいパンが。
各自、焼きます。
すっごいかわいい
下がラクレットを溶かすフライパンですが、
上も相当熱くなるので、
パンを焼いたり、野菜を焼いたりしました。
この機械、大きさもそんなに大きくないし、
お値段もなんと6千円ぐらい!
よっぽど衝動買いしようかと思ったのですが、
キッチンのもろもろのスペースを考えて思いとどまりました💧
でも、下のフライパンで卵やチーズを焼いて、
上でパンや野菜を焼いたら、
朝食とかランチタイムに大活躍しそうだなぁとは思いました
もうちょっと悩もう・・・。
うわーん、とろとろラクレット〜
「こんなにたくさん食べれない」って思ったのに。
さて。
デザートです。
フロマージュブランの桜の香りたっぷりのチーズケーキ。
竹内果樹園のサングリアはシナモンが効いていて
あったかくはないけれどグリューワイン風でした
チーズ会、
実は、フェルミエの今の時期のおすすめチーズなので、
ほぼ昨日のテイスティング会で出てきたチーズだったのですが、
一人で黙々とテイスティングしてわかることと
先生にいろいろお話を伺いながら、
参加の方々の感想を聞きながら、
改めてテイスティングしてわかることと。
「昨日のチーズをこういうふうにアレンジするのか」という発見と。
復習にもなるし、両方参加してよかった
来月は、チーズプロフェッショナルの授業が始まってしまうので、
参加ができるかどうか微妙な感じですが、
なるべく参加できたらいいなぁ・・・。
藤咲理香
Blog http://ameblo.jp/ricafujisaki/