「フォンテンブロー」
「フォンテンブロー」2日目夜。
もともとそんなにたくさんの部屋数ないオーベルジュだし。
お料理、いろいろ工夫してたいへんだろうなぁと思いつつ。
でもメインのお料理は昨日のお料理みたいですね。
2日連泊するひとが少ないからなのかな?
なぜそう思ったかというと、他のテーブルで出していたお料理が、たぶん私が昨日の夜いただいたものと同じメニューだったからです
つまり、一番の自信作を食べてもらおう、と。
そういうことなんでしょうね。
私にしてみたら、どうせ、部屋数が多くない、こぢんまりしたオーベルジュなんだから、みんな同じもの食べてもらった方が絶対効率良さそうなんだけれど。
そういうけちくさい考え方はしていないみたいです。
さて、アミューズ・グールの「アワビの冷静レムラードソース」を撮影し忘れて。
「帆立貝のソテー オレンジドレッシング」からスタートです。
昨日食べてめっちゃ美味しかったホタテのミ・キュイですが。
確か昨日はクリームソースみたいなのとトマトソースの二種で食べたやつだね。
美味しいな、と思っていたので、ソースを変えて出てきてくれて嬉しい。
メニュー表にも、なぜかスープの次に「パン」って書いてあるの。
メニューに「パン」が書いてあるのも珍しい。
それより何よりも出す位置が変わってるよね。
昨日も気になった。
たぶん、いちいち表記してあるってことは、シェフのよっぽどのこだわりか理由があるんだろう。
しかも、昨日の夜だけなら、出し間違えかとも思うけれど、ちゃんと今日もこのタイミングなので、きっと何かあるんだろう。
ただ、ワタシ的にはオードブルのあたりで出て来るのに慣れているので、そのあたりだと嬉しいなぁ。
サーモンのムニエル フレッシュトマトソース
これがねえ、大当たり
私、サーモンって苦手なの。
ミ・キュイにするとぐにゃっとしていて気持ち悪い。
かといって火を通すとぱさぱさになる。
昔は生大好きで、なぜ江戸前寿司にサーモンがないのかとか思ったものですが。
友達がアニキサスになったという話も聞いたので(白い線虫みたいな寄生虫が胃を食い破ってすっさまじく痛いらしい☆)、まあ、一度も当たったことはないのですが、なんかちょっと最近、気になる。
ちょっと気持ち悪いな〜とか思っちゃう。
けどね。
このサーモン、美味しい。
なぜだか理由は知らない。
ミ・キュイでもなくちゃんと火が通ってるのに、しっとりしていて。
パサパサ感を微塵も感じさせない。
そして、別にとろサーモンみたいな感じじゃなくて。
脂も適度な感じ。
筋繊維に脂肪細胞が入り込んでいて、やわらかく霜降りのトロトロで脂ギッシュ、というのも、お肉ならきらいじゃないのですが、サーモンだと私は苦手☆。
でも、このサーモンの、脂がまんべんなく行き渡り、なおかつ適度な濃さ、っていうのがドンぴしゃはまりました。
サーモン苦手なのになあ!
美味しくてぺろっと食べちゃった。
今回はシャンパン。
牛すじ肉の赤ワイン煮込み。
とろとろ
わあ、五線譜に見立てたチョコに、ベリーの音符が乗ってるよ
秀逸&かわいいアイディアだね
メニューには「プティフール」という表記です。
昨日のミニャルディーズは、あんまりそれっぽくなくて、私はイマイチでしたが。
昨日のミニャルディーズは、あんまりそれっぽくなくて、私はイマイチでしたが。
今回のミニャルディーズは、いかにもミニャルディーズなのでナイスです
昨日がイマイチって・・・いや、味とかじゃなくて。
たいしたことではないんだけれど。
ミニャルディーズって小菓子でしょ?
だから、例えばフィナンシェなんかも「かわいい」って大きさで出てくるのが普通だと思うんだ。
昨日のは、ある程度大きいパウンドケーキを薄くカットして出しました、って感じで、「お茶請け?!」・・・みたいなかんじだったの。
「あれ?そういやこんなの見たことないぞ」って思ったってだけです。
まあ、小さな焼型がないのかもしれないし、単にサービスのつもりで大きいものを出してくれたのかもしれません。
味は十分美味しいので、あんまりうるさいこと言っちゃダメなのかもしれませんが、ミニャルディーズが出た時のあの「かわいい」っていうドキドキ感を、女の子なので味わいたいのです。
それと、昨日も書きましたが、ぜひジビエや地のもの、地野菜、地ハーブなどを使って、特色ある、「ここでしか食べれないフレンチ」を作って欲しいです。
なまじっか、味は美味しいので、つい期待値が高くなってしまうんですよね。
「あとちょっとの工夫でホントにとっても素晴らしいものができそう」なので、次回泊まる時に期待です
あと、私みたいに、ものすごく食に拘るお客様もいるので。
説明がヘボヘボだと、テンションガタ落ちになってしまうのです。
まあ、これは、都内のかなりいいお店でもできてないお店はちょいちょいあるのですが。
ご飯のあとに、ちゃんとついてきてくれて「いかがでしたか」とか聞いてくれたりするし。
それ以外でも、ホテルマン(ウーマン)の方々のしっかりした対応には感謝しているので。
私が気づいたことって、結構細かいことばかり。
たいしたことじゃないので、ちょっとしたことですぐ直せるものなので、ぜひパーフェクトの宿を狙って欲しいなぁ、と。
ちなみに朝食はこんな感じでした
藤咲理香(橘里香)
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