2010年の秋。
父の仕事は建築の営業で、埼玉、栃木、福島、千葉をいったりきたりしていた。
根っからの仕事人間だから家にいるのは寝ているときくらいだった。
朝の7時には家をでて夜中0時くらいに帰ってくる。
そんな父が過労もあってか高熱を出して2日ほど仕事を休んでいた。
その日を境に父は咳がとまらなくなっていた。
とはいっても、とまっているときもあるから風邪が長引いてるものだと思っていた。
6月になっても咳はでていた。
エアコンにあたりすぎなんだといって笑っていた。
しかし半年も続く咳だからといって、ようやく近くの内科に行った。
念のためレントゲンをとってみましょう。といわれ、レントゲンをとると
肺に黒い影があります。
大きい病院紹介するのでそちらに行ってください。
ドラマではよく聞いたことあるフレーズだった。