【満月とは】
満月とは、文字通り、物事が“満ちる”とき。これまで積み重ねてきたものが満ち、結果が出るこの時期は、まさに「振り返りと調整」を行うのに適している。「満ちる」ということは、ポジティブな意味をもつと同時に、ネガティブな面もそなえている。これまでの行動や努力を振り返り、今の自分自身をフラットに見つめ直すことが重要だ。世の中に変革が起ころうとも、決して変わることのない月の満ち欠け。2024年に起こる新月・満月のカレンダーをチェックして、神秘的な月のエネルギーをチャージしよう。

【ボイドタイムとどう向き合うべき?】
占星術において、月の働きが弱まる時間帯のことを「ボイドタイム」と呼ぶ。「空白の時間」や「魔の時間」とも言われ、大事な契約や大きな決断などは回避したほうがいい、と捉える人も多い。また、「なんとなく怒りっぽい」とか「なぜか物事がスムーズに進まない」といった心境や状況を感じやすい時間帯とも言われている。こういった点から、ネガティブな印象を受ける人もいるかもしれないが、受け止め方次第ではポジティブなメンタルをキープすることが可能だ。無理に物ごとを進めようとせず、自分を労ったり、リラックスした時間を過ごしたりと、時間の流れに身を任せてみてはどうだろうか? ムーン・ボイドを頭の片隅に入れて、月のエネルギーを味方につけよう。


【新月の願い事をする時のポイントは?】

新月の夜は、願い事をするのに適しているそうだ。月に願うというと魔法のように感じてしまうが、実際は「書く」ことが大切。毎月、ノートに記した事柄を振り返って、願いが叶っているか=「動き出しているか」を検証することがポイントに。

動き出していない場合は、その理由を考えてみたり、設定した目標を見直したり、軌道修正を行ってみよう。「叶わない」ことも、月からの一つのメッセージになる。思い描くと同時に、それらを叶えるための努力をしたかどうかに重点をおいて日々を過ごしてみよう。





【2024年新月・満月カレンダー】
2月 スノームーン
新月:2月10日 7:59(水瓶座の新月)
満月: 2月24日 21:31(乙女座の満月)

3月 ワームムーン
新月:3月10日 18:01(魚座の新月)
満月:3月25日 16:01(天秤座の満月)※半影月食

4月 ピンクムーン
新月:4月9日 3:22(牡羊座の新月)※皆既日食
満月: 4月24日 8:50(蠍座の満月)

5月 フラワームーン
新月:5月8日 12:23(牡牛座の新月)
満月:5月23日 22:54(射手座の満月)

6月 ストロベリームーン
新月:6月6日 21:38(双子座の新月)
満月: 6月22日 10:08(山羊座の満月)

7月 バックムーン
新月:7月6日 7:58(蟹座の新月)
満月: 7月21日 19:18(山羊座の満月)

8月 スタージェンムーン
新月:8月4日 20:14(獅子座の新月)
満月: 8月20日 3:26(水瓶座の満月)※ブルームーン

9月 ハーベストムーン/中秋の名月
新月:9月3日 10:56(乙女座の新月)
満月:9月18日 11:35(魚座の満月)※部分月食

10月 ハンターズムーン
新月:10月3日 3:50(天秤座の新月)※金環日食
満月:10月17日 20:27(牡羊座の満月)※スーパームーン

11月 ビーバームーン
新月: 11月1日 21:48(蠍座の新月)
満月:11月16日 6:29(牡牛座の満月)

12月 コールドムーン
新月:12月1日 15:22(射手座の新月)
満月:12月15日 18:03(双子座の満月)
新月:12月31日 7:27(山羊座の新月)






【ブルームーンとは?】
季節のブルームーンとは、1つの季節に4回の満月が起こるとき、3回目の満月のことである。約2年半に1度だけ見られる特別な満月であり、次は2024年8月20日に起こり、その後は2026年5月31日に見ることができると予想されている。



【スーパームーンとは?】
スーパームーンとは、満月または新月と、楕円軌道における月の地球への最接近が重なることにより、地球から見た月の円盤が最大に見えることである。2024年のスーパームーンは、10月17日に起こると予想されている。



【日食&月食とは?】
部分日食は、太陽の一部分のみが隠される現象。また、太陽が全く見えなくなる場合は皆既日食、月の本影が地球まで届かず、太陽の周辺が環のように残って見える場合は金環食という。月食とは、地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって月が欠けて見える現象のこと。 日食と違って、月が見える場所であれば地球上のどこからでも同時に観測・観察が可能。









新月満月
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2月
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