2024年1月26日(金)に満月を迎えます。
1月の満月は、「ウルフムーン」と呼ばれ、飢えた狼の遠吠えになぞって名付けられたといわれています。ウルフムーンの由来や、月が見え始める時間帯、方角など観賞ポイントを押さえて、今年最初の満月を楽しみましょう。




新月満月
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12月

1月26日(2:54頃):ウルフムーン
1年の最初の満月は「ウルフムーン」です。真冬の食糧不足を嘆く、飢えた狼の遠吠えにちなんで名付けられたもの。


2月24日(21:31頃):スノームーン
2月の満月の名前は「スノームーン」。この時期、北米で大雪が積もるからです。狩りが困難になるため、「ハンガームーン(飢餓の月)」とも呼ばれます。


3月25日(16:00頃):ワームムーン
「ワームムーン」は、気温が上がり、ミミズなどの虫(=ワーム)が土の中から顔を出し、渡り鳥が戻ってくる春の始まりを表します。他に「クロウムーン(カラスの月)」「サップムーン(樹液の月)」、「レンテンムーン(質素な食事の月)」という呼び名も。


4月24日:(8:49頃)ピンクムーン
「ピンクムーン」と呼ばれる4月の満月ですが、これは月の色ではなく、春先に北米で開花する野の花の色から名づけられました。たと言います。アメリカの暦本『ファーマーズ・アルマナック』によると、別名を「スプラウティンググラスムーン(芽生えの月)」、また産卵するために川を遡る魚から「エッグムーン」「フィシュムーン」とも呼ばれます。


5月23日(22:53頃):フラワームーン
牡丹やライラック、ブルーベルが5月に花を咲かせることを考えれば、この月の満月が「フラワームーン」として知られているのも納得。


6月22日(10:08頃):ストロベリームーン
6月の満月「ストロベリームーン」は、色ではなく、イチゴの収穫時期と重なることから名づけられたようです。他に「ハネムーン」、「ホットムーン」、「ローズムーン」という呼び名もあります。


7月21日(19:17頃):バックムーン
「バックムーン」の由来は、雄ジカ(バック)のツノが生え変わる時期にちなんでいます。夏の雷雨から「サンダームーン」、トウモロコシが熟すことから「ライプコーンムーン」とも呼ばれます。


8月20日(3:26頃):スタージョンムーン
「スタージョンムーン」という名前は、北アメリカの部族が代々チョウザメ(=Sturgeon)の漁をしてきたため。今年はペルセウス座流星群の直後に見られます。


9月18日(11:35頃):コーンムーン
9月の満月はとうもろこしの収穫時期にちなんで「コーンムーン」(Corn Moon)と呼ばれたり、バーリームーン(Barley Moon ※Barley=大麦)などと呼ばれます。


10月17日(20:27頃):ハンターズムーン、スーパームーン
10月は、秋の食べ物で肥えた動物を狩り始める時期であることから「ハンターズムーン」(狩猟月)と呼ばれている10月の満月。この日は、通常よりも大きな満月が見られる「スーパームーン」も重なる注目の日です。


11月16日(6:29頃):ビーバームーン
徐々に寒くなり始める11月の満月は、ビーバームーンと呼ばれます。冬に着るビーバーの毛皮を確保するため、沼地が凍る前のこの時期に罠を仕掛けることから、そう呼ばれたのだそう。


12月15日(18:02頃):コールドムーン
北半球で冬が始まる12月の満月は「コールドムーン」。12月は厳しい寒さの時期に見える満月であることから、名付けられたといわれています。また、1年で最も日が短い冬至に近いことから、「ロングナイトムーン」と呼ばれることも。