2023年最後で13番目の満月である「コールドムーン」は、太陽が西に沈むのとほぼ同時に、すばらしく美しい姿で東から昇ってくる。
地域によって「ロングナイツ・ムーン(長い夜の月)」「ムーン・アフター・ユール(クリスマスの後の月)」「オーク・ムーン(オークの月)」などとも呼ばれる12月の満月は、1年で最も高く昇る満月としても知られている。
今年の「コールドムーン」について「いつ」「どこで」「どうすれば」最も大きく明るくカラフルに見えるかを含め、知っておくべきことのすべてを以下に紹介する。
■「コールドムーン」はいつ?
「コールドムーン」が公式(天文学的)に100%で輝くのは日本時間12月27日午前9時33分だが、見るべき日時は、地球上のどこにいるかによって異なる。
昇ってくる瞬間を捉えれば「コールドムーン」は、他のどの時刻よりも大きくカラフルに見える。ただしそれは約15分間だけ。そのインパクトの強さは、暗闇ではなく夕暮れどきに見るからでもある。
■13番目の満月
この「コールドムーン」は2023年で13番目の満月だ。通常、満月は月に1度なのにどうして13番目が存在するのだろうか?
朔望月(月が新月から満月を経て新月に戻るまでの期間)は約29.53日で、地球の1年は365日だ。12朔望月は約354日であり11日余る。このため最初の満月が1月11日よりも前に起きれば、その年の満月は13回になる。2023年は1月7日に「ウルフムーン」が昇った。それから正確に354日後、2023年13番目で最後の満月が昇る。
この「余分」の満月のことを「ブルームーン」と呼ぶ。ある季節に4回満月がある場合の3回目の満月を指す呼び名(月に満月が2回ある時の2回目を指すこともある)。今年の「ブルームーン」は8月31日に起きた。
■1年で最も高く昇る満月
12月の満月は必ず、空の最も高いところにある。夜が一番長い冬至の5日後に訪れる「コールドムーン」は夜空のより高く、より北側の経路を通過する。
これは、月がこの時期に低い位置を通る太陽と反対になるからだ。その結果、月は水平線より上に1年で最も長く滞在し、どんな時よりも天頂(空の最も高い点)の近くを通る。
■「コールドムーン」の見頃は?
満月が最も魅力的に見えるのは、太陽が西に沈んだ直後の東の空に昇るタイミングだ。先に述べたように「コールドムーン」が正式に100%で輝くのは12月27日午前9時33分だが、最も美しいのは夕暮れ時に昇ってくる満月だ。
「コールドムーン」は太陽が沈む直前に東から昇り、夜通し明るく輝いた後、日の出前に西へと沈む(あなたがいる場所の月の出と月の入の正確な時刻はこちらで調べることができる。
12月26日火曜日
・ニューヨークでは、日の入が米国東部標準時午後4時35分、月の出が午後5時
12月27日水曜日
・ロンドンでは、日の入がグリニッジ標準時午後3時57分、月の出が午後3時52分
・東京では、日の入が日本時間午後4時35分、月の出が午後4時30分
■次の満月はいつ?
「コールドムーン」の次の満月である「ウルフムーン」は2024年1月26日に昇る。この冬2度目の満月は、2024年に12回ある満月の1回目となる。
2023年12月27日(水)、今年最後の満月「コールドムーン」が見られます。寒い時期に見える月ということから、英語で「COLD MOON」と綴り、日本でも寒月との呼び名が付けられています。月が見え始める時間帯や方角などをチェックして、満月を眺めながらいろいろあった1年を締めくくりましょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220318/15/ric0nan/49/06/j/o0750066715089469155.jpg?caw=800)
2023年 | 新月 | 満月 |
---|
1月 | 1月22日(日)5:54 みずがめ座の新月 | 1月7日(土)8:09 かに座の満月 |
2月 | 2月20日(月)16:07 うお座の新月 | 2月6日(月)3:29 しし座の満月 |
3月 | 3月22日(水)2:24 おひつじ座の新月 | 3月7日(火)21:41 おとめ座の満月 |
4月 | 4月20日(木)13:13 おひつじ座の新月 | 4月6日(木)13:35 てんびん座の満月 |
5月 | 5月20日(土)0:54 おうし座の新月 | 5月6日(土)2:35 さそり座の満月 |
6月 | 6月18日(日)13:38 ふたご座の新月 | 6月4日(日)12:42 いて座の満月 |
7月 | 7月18日(火)3:32 かに座の新月 | 7月3日(月)20:39 やぎ座の満月 |
8月 | 8月16日(水)18:38 しし座の新月 | 8月2日(水)3:32 みずがめ座の満月 |
8月31日(木)10:36 うお座の満月 |
9月 | 9月15日(金)10:40 おとめ座の新月 | 9月29日(金)18:58 おひつじ座の満月 |
10月 | 10月15日(日)2:56 てんびん座の新月 | 10月29日(日)5:25 おうし座の満月 |
11月 | 11月13日(月)18:28 さそり座の新月 | 11月27日(月)18:17 ふたご座の満月 |
12月 | 12月13日(水)8:33 いて座の新月 | 12月27日(水)9:34 かに座の満月 |
月の満ち欠けは、私たちに大きな影響をもたらすと考えられています。月のサイクルは新月から次の新月までの29. 5日周期になります。満月の日には月のエネルギーが満たされている状態になり、そのエネルギーの恩恵を受けることができます。
満月の日を利用して、望むことを引き寄せましょう。満月の願い事が叶う最強のおまじないについてご紹介します。
満月のパワーについて
月は神秘的なエネルギーに満ちていますが、満月は月のエネルギーが最大限になっている状態です。満月の日は精神面に影響することもあり、感情的になりやすいと言われています。新月から始まり満月にピークを迎えることから、達成するというメッセージがあります。
また、心身ともにデトックス効果があるので、浄化をして運気を高めていくことができるでしょう。満月のときは引力も強くなり、さまざまなことが吸収されやすく、願い事が叶いやすくなる時期です。満月の恩恵を受け、願い事を叶えましょう。
満月は不要なものを手放すタイミング
満月は、満ちた月が少しずつ欠けていくときです。自分にとって不要なものは手放していきましょう。手放すことで新たなスペースができ、今の自分にあったものを引き寄せることができます。願いを叶えるためにも古いものを手放し、整理整頓しましょう。物質的なものや、古い価値観などを手放していくと良いでしょう。この時期に思い切って断捨離をし、気の流れを整えましょう。
満月は達成するメッセージ!
満月は月のエネルギーが満ちていることから、達成のエネルギーがあります。これまで努力してきた人にとっては成果を感じることがあるでしょぅ。感謝をすることで良いことを引き寄せることができます。
満月での願い事の書き方
満月の日には願い事を紙に書いて、望む未来を引き寄せましょう。「私は〇〇です。私は〇〇しています」など、願い事は現在完了形でシンプルに書きます。満月は毎月訪れるので、欲張らずに引き寄せたい未来を一つに絞って書いていきましょう。
願い事をたくさん書くとエネルギーが分散されるので、大切な願い事を一つ決めてみましょう。ポイントは満月を意識して書いていきましょう。満月の見えるところで、満月のパワーに照らされながら書くのがベストです。
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