海と空、風と雷 | 家具インテリア会社社長の独り祭。 Powered by アメブロ

海と空、風と雷

週末、好物のYOKOHAMAの潮風を求めて


昼下がりから海に。




昼間からカンカン照りつける太陽は、


地球上の生物すべてをバーベキューするが如く


銀河系の王者としての威厳を地上にふりまく。




早朝からトロールしたのであろう、


昼下がり、マリーナに着岸した男達の船には、


100キロ級のカジキマグロが。


巨大な男たちの勲章を一目見ようと


船の周りには、ギャラリーが集う。




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▲海の怪物カジキマグロ、男たちの勲章




そして俺たちも、潮風に会うために船へと向かう。


海はおとなしく、風もやさしい。



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▲船へと向かう桟橋




ウッドデッキに美しく列を成すクルーザーたち。


そこでは、青い空とクルーザーだけが、俺たちの視界を占拠する。




クルージングから帰船後しばらくして、


突然空は黒く、そしてゴオゴオと雷神が喚きだす。


つい先ほどの太陽からは想像のつかない展開。


どうやらガイアの機嫌を損ねたようだ。



たちまち空は、地上と太陽との接点を奪い


あっというまに彼は空中を、仄暗いオブラートで包む。





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▲恐怖さえ覚える、ガイアの脅威




俺たちは急いでクラブハウスに逃げ込む。


その後、予想通りガイアは泣き出した。


地上に大粒の涙が次々と零れ落ちる。


ここ一年の災いを、一気に嘆くかのように。





そして一日は終わり、


空はまた静寂さを取り戻す。




生を全身で感じた一日だった。