15日月曜日、高齢者の方々向けアロマハンドケアは
スタッフの方々のご協力もあり、短い時間ではありましたが
6人の方へ施術することができました
初日だというのにありがたいことです
想像と違いアロマオイルは、意外にも柑橘系の香りが人気でした
てっきりラベンダーなどがお好みかと。。。
柑橘系のオイルは、直射日光にあたるとシミになることがあるので
日中は使いませんが、当日のお天気は雨雲に覆われ。
ご自宅にお帰りになる時間帯の空模様では大丈夫と判断して、
グレープフルーツやマンダリンを1%の薄い濃度で使用。
※各アロマオイルの特徴は、記事の最後に明記。
両手のひらと肘から下の両腕を、お一人約10分のケアでした。
6人の方々の手は実に様々
どうしても力が入ってしまう方。
手のひらを開く事に、慣れていらっしゃらない方。
肘や指の関節が固くてフレキシブルに動かない方。
お体が自由に動かないため、手に力が入らない方。
手が冷たかったり、逆に熱をもっていたり。。。。。
ケア中の会話も大切でした。
こちらは聞き役に徹しながらも、それとなく体調と通院状況を
うかがい、顔色や手と爪の色、体温、肌の状態などを見て。。
お話の中から垣間見える、若い頃ご苦労された事や就いていた
仕事の事なども。
手と腕の感覚、そして嗅覚の働きが弱くなっていらっしゃる方でも
タッチングケアしながら会話をすると、嬉しいことに顔色までもが
良くなってきます 『手当て』 は、本当に大切。
痴呆の症状が少しある方もいらっしゃいました。
それから積極的でお話好き、逆にシャイな方も。
初日で思った事は、広い空間なのでお邪魔にならない程度に、
毎回場所を変え、違うテーブル付近でケアさせていただいた方が
いいかな、ということです。
そしたら、いろんな方々をケアできるし、何かお手伝いもできます
それは自分の将来の為でもあります。
リンゴンベリーの以前からの夢なのですが、
北欧の、とくにスウェーデンの充実した高齢者向けのケアセンター
を見学したいのです。
心と体のケアはお歳を召した方々の間でも、日本はまだまだです。
福祉の現場でも、アロマセラピーがお役にたてるとどんなにいいか
だけど介護の現場は、厳しい現実なのですよね。
アロマどころではないと思いますが、受け入れてくださった
某ケアセンターと、このボランティアのきっかけを下さった
アロマヨガサークルのヨガの先生に心から感謝しています
月曜午後からのほんの2時間くらいですが、仕事がはいって
いない時は今後も続けさせていただきたいなと思います。
そして、忘れてはならない今回の反省点
手を最初あたためてから挑んだにも拘わらず、
十分でなかったです。
移動中手袋だけじゃダメみたい。 次回からはホカロン持参です。
施術が始まるとすぐに熱くなってくるけど、ファーストタッチで
冷たい手に触れられると本当にがっくりきませんか?!
リンゴンベリーはそれだけで帰りたくなります。
手がいつもあったかい人、素晴らしいですよ
春を感じる花。 ヒヤシンスとチューリップ♪
はやく暖かくなりませんかね~
※グレープフルーツ
科 名 ミカン科
産 地 アメリカ
抽出部 果皮
特 徴 リフレッシュ
防腐性が強いので、空気清浄や局部的消毒に良い。
光毒性があるので皮膚に使用した場合
8時間~12時間は直射日光に当たらない。
※マンダリン
科 名 ミカン科
産 地 イタリア
抽出部 果皮
特 徴 リラクゼーション
胆汁分泌の促進・消化器系の活性・不眠
光毒性があるので皮膚に使用した場合
8時間~12時間は直射日光に当たらない。