先日2月13日から4日間のお休みをいただき、地元の秋田に帰っておりました。
ぼくの地元は秋田県横手市という場所。東北の中でも群を抜いての豪雪地帯です。
どうしてそんなところから沖縄に??とよく聞かれますが、話すと15時間くらいかかるので一言でまとめると、
寒いの大嫌いだからですっ!!
まぁこんなこと言っても、かの有名な『モーニング娘。』もこんな歌を歌ってましたよね。
大嫌い!大嫌い!大嫌い!大好き!!!あーん。
この歌詞を理解できる人は、ちょっとイジられて怒ってるけど実はそれがたまらなく好きだったりする人か、田舎から抜け出したけど大人になって初めて田舎の良さがわかった。という人くらいですかね。
最後の『あーん』は触れないでおきましょう。
というわけで、大嫌いも大好きのうち、秋田に1泊4日の旅に出ました。
成田空港まで飛行機で飛び、東京にいる幼馴染の子供の髪をチョキチョキと♬
はい、途中で泣かれて前髪ガッタガタです。
そこから夜行バスで8時間かけて横手市へ。
東南アジアで20時間以上バスに乗っていた僕からすると余裕のよっちゃんです。
この旅の目的の一つに、東京から上に行ったことがない彼女に雪景色を見せてあげるというのがありました。
秋田初日は雨が降り、雪は溶けて綺麗な雪景色ではなく汚い泥水景色を見せてあげる羽目になってしまいましたが、朝起きると吹雪並みの雪が降っていて、内心良かったなと。
夜は知る人ぞ知る【かまくら祭り】へ。
雪で作った洞窟みたいなところで甘酒とお餅を食べることができます。
地元の小学生が中で待機してくれていて、観光客をおもてなしします。
あ、こんな感じです。
そして地元の小学生の冬の体育の時間の恒例行事、みんなバケツを持って雪を詰め、ひっくり返して小さい穴を開ける。
そこにロウソクを立て、夜になると1000を超える小さなかまくらに火が灯ります。
小さい頃は出店のジャンボ焼き鳥串みたいなのしか興味なかったですが、大人になってようやくこの美しさに目を奪われるんですね。
そんなかまくら祭りの真っ只中、とあるおじさんに声をかけられて、AKT(秋田テレビ)に出ないか?と言われました。
内容は、
かまくらの中にカップルがいて、取材班が中を覗くと「あ、すいません、ちょっといいですか?」
そして、「かまくらの中は寒くないんですか~?」と聞かれます。
ぼくらは、「暖かいですよ~」
と言うと、
「アツアツですね~♥︎」
という何ともヤラセ感たっぷりの生中継でした。
生中継直前に、ばあちゃんに電話して、これからテレビに出るから観ておいて!と伝えました。孫が秋田で有名人になった事をお茶の間で自慢させてあげれることができたかなーと、祖父母孝行ちょっとでもできたと自負しております。
後ろに待機中のわたくし。
冬はかまくら祭り、夏には日本一の花火大会、春には道いっぱいの枝垂れ桜、何もない地元ですが、是非みなさんにも行ってもらいたい県、それが秋田県でございます。